
【英語】1分でわかる!「I couldn’t agree more.」の意味・使い方・例文は?ドラゴン桜と学ぶ英語主要熟語

端的に言えばこの熟語の意味は「全く同感」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
海外歴10年目で、今年海外大学を卒業したばかりのライターvtomatoを呼んだ。一緒に「I couldn’t agree more.」の意味や例文を見ていくぞ。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/vtomato
熟語「I couldn’t agree more.」の意味は?

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熟語「I couldn’t agree more.」の意味は、「強く同感」という意味で、これ以上同感できないよ、と相手の考えに賛成する際に使うことができる、日常生活では非常に役立つ熟語です。活用方法や言い換えなど、詳しくみていきましょう。
意味その1 「強く同感」
熟語「I couldn’t agree more.」は、「強く同感」という意味です。相手の意見に大賛成するときなどに使用します。一見「couldn’t agree」だけを見ると「賛成できない」という意味に思えますが、「agree more」は「もっと同感・同意する」という意味で、これに否定形の「not」をつけると「これ以上同意できない」、つまり裏を返すと「大賛成」と肯定していることになるのです。
誰かに「I couldn’t agree more!」と言われた場合、相手はマックスレベルの同感をしています。英語ではこのような否定形+比較を応用した熟語が多いので、覚えておくと便利ですね。
Stephanie told me that this class is really helpful, and I couldn’t agree more!
ステファニーがこの授業すごく役立つって言ってたんだけど、大賛成だわ!
“What do you think of this project they just announced?” “I couldn’t agree with their idea more.”
「発表されたばかりのこのプロジェクトについてどう思う?」「彼らのアイデアに大賛成だよ」
“Should we just wrap up and pick up where we left off tomorrow?” “I couldn’t agree with you more, I’m exhausted”
「今日はもうやめて明日続きをする?」「大賛成、すごく疲れたよ」
“Don’t judge me but I don’t really like pickles that much” “I couldn’t agree with you more, it’s too sour for me.”
「ジャッジしないで欲しいんだけど、私あんまりピクルス好きじゃないの。」「すごくわかる、私には酸っぱすぎるんだよね」

ここで見たように、熟語「I couldn’t agree more.」は「強く同感」という意味があって、否定形なのにも関わらず肯定の意味を持つということがわかった。複雑だが、誰かにこのフレーズを言われた際には相手は自分に肯定的で最上級に同感しているということを覚えておこう。
熟語「I couldn’t agree more.」の言い換えや、似た表現は?
熟語「I couldn’t agree more.」の言い換えは、「I totally agree with you」や「I’m with you」などがあります。それぞれどういうニュアンスなのか、詳しくみていきましょう。
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