ドラゴン桜式勉強法特集英語の勉強法

英語の勉強は、いい加減でいい!?ドラゴン桜式英語の勉強法

よぉ、桜木建二だ。みんな、英単語の勉強は捗ってるか?膨大な数に、覚えにくい英単語と、挫折しがちな英語の勉強に苦戦している人も多いだろう。

一番問題なのは、「厳密に覚えようとすると大変」だということだ。形容詞と副詞を使い分けなきゃいけない場合(形容詞beautifulと副詞beautifullyなど)や、似たような意味の言葉だったり(fun[楽しい]とglad[嬉しい])など、厳密に覚えようと思うと、それだけで暗記が膨れ上がってしまうことが多いぞ。

今回は「ドラゴン桜式英語の勉強法」を、現役東大生にしてStudy-Z編集長の西岡と紹介していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

西岡壱誠

ライター/西岡壱誠

現役東大生、作家、Study-Z編集長。ドラゴン桜のコンテンツ監修も行っており、ドラゴン桜の受験理論を深く知る一人。

まずは「ドラゴン桜式・英語の勉強法」をチェック!

桜木さんの言う通り、英語の勉強は挫折するポイントが多く、「苦手意識」を持たないように進め方に気をつけたいところです。

そんな中でオススメなのが、「ドラゴン桜式・いい加減英語テクニック」。厳密に勉強しようとするのではなく、身の回りの言葉や大体の推測で英単語をマスターしていくテクニックです。

まずはこちらの10ページほどの漫画をご覧ください。

ドラゴン桜式「いい加減英語テクニック」の要点はこれだ!

・すぐに辞書を引くのではなく、自力で意味を推測してみようと頑張ってみる

・身の回りの英単語や、勉強した単語などを使って、だいたいの意味を想像出来るようにする

・いい加減な気持ちで、厳密じゃなくてもいいから、とにかく考えてみる

いかがでしょうか?実践できそうですか?

「うーん、そうは言っても自力で推測することなんてできるのかな?」と考えた人は、まずは自分の身の回りにある英単語を探してみましょう。カタカナで話す言葉を探してみましょう。

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ここから西岡と一緒に実践編に突入するぞ。英語こそ「いい加減」にやったほうがいい理由が、もっとわかるはずだ。

いい加減英語実践編1:「ターミナル」って、一体なんなの?

例えばみなさんはバスを使いますか?よく駅前にはバスの始発・終着点がある「バスターミナル」というものがありますよね。または、飛行機を使う人は多くの場合「第1旅客ターミナル」とか「国際線ターミナル」というものを使う場合が多いと思います。

この「ターミナル」って、一体なんなのか想像できますか?

ターミナルという言葉について説明する場合、「term(ターム)」という英単語のことを説明しなければなりません。これは、「範囲の限定」を原義に持つ言葉で、「期間(時間を限定するため)」「用語(言葉の意味を限定するため)」という意味を持ちます。

というわけで、「ターミナル」というのもこの「範囲の限定」で理解できます。バスや飛行機の路線の範囲を限定するためのものとして、出発点であり終着点のことを指すのが「ターミナル」なのです。

映画「ターミネーター」もこれでわかる!?

さて、みなさんは「ターミネーター」という映画を観たことがありますか?アーノルドシュワルツェネッガー主演の、あの「ターミネーター」です。観たことがある人もない人も、「ターミネーター」というのがどういう意味なのか知っている人は少ないと思います。

この単語は、「ターム」が範囲の限定ということから推測できるはずです。ターミネーターというのは、「すべてを終わらせるもの」、歴史が始まって今に至るまでの範囲がある中で、歴史に終止符を打つものという意味で「ターミネーター」なのです。

もともと、ターミネーターというのは造語です。「termination(ターミネーション)」という英単語があり、この意味が「終わり」です。この単語から派生した言葉が「ターミネーター」だというわけです。

「ターム」がわかると、芋づる式でいろいろわかる

こんな風に、「ターム」という言葉を知っておくだけで、実はいろんな物事を推測することができるのです。そして、これを知っていれば覚えやすい単語というのもたくさん存在します。

例えばdeterminationという英単語をご存知でしょうか?この英単語にも「ターム」が入っていますが、この英単語の意味は「決心する」とか「決意する」とかそういう意味です。

一見、「範囲の限定」とは関係がなさそうですが、しかしよく考えてみるとわかるはずです。「決心する」時に、私たちは「悩んでいる状態」に終止符を打ちます。「どうしよう」とか「この選択で本当にいいんだろうか!?」というふわふわした状態をやめて、「決めた!こうするぞ!」と「悩みの範囲を決める」から「決心」なのです。

いろんな単語がすぐわかるようになる!

いかがでしょうか?こうやっていろんな単語とつなげて理解していけば、いろんな単語がわかりやすくなるのです。「いい加減英語テクニック」を使えば、辞書を使わなくても英単語の意味を推測できることもありますし、暗記に役立つこともあるのです。

今、「term」「terminal」「termination」「determination」と、4つの単語の意味をパパッとなんとなく理解できたことと思います。きっと試験会場で長文の中にこの英単語があっても、問題なく意味を理解して読み進めることができるはずです。

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造語である映画タイトルの「ターミネーター」でさえ、英語の原則に基づいて作られているんだな。ここの理解が捗ると、英語の楽しさがわかってくるかもしれないな。

いい加減英語実践編2:「プレーン」って、一体なんなの?

もう一つ、例を出しましょう。

plainという英単語を知っていますでしょうか?これは「平坦」という意味の英単語なのですが、どこかで見かけたことはありませんか?

プレーン、とカタカナになればわかるでしょうか?「プレーンヨーグルト」とかの「プレーンな味」と日本語でもよく使う「プレーン」です。これは、「普通」という意味で使っている人が多いと思いますが、これは「平坦」という意味から派生してできた意味だったりします。

「plain」もここで関係してくる

また、「プレート」という言葉を聞いたことがある人も多いと思います。平坦な板のことを「プレート」と言いますよね。つまりは、「プレ」という言葉の中にはきっと「平ら」という意味があるに違いないということがわかりますよね?

また、plainというのは「平坦な」というほかに、「飛行機」という意味も持っています。「air plain」という言葉を略して「plain」です。

ではなぜ飛行機という意味があるのか、みなさんは想像できますか?

勘のいい人はお気付きかもしれませんが、飛行機というのは「平べったい羽」を持っていて飛ぶものですよね?「平ら」な羽を持っているから、「平ら」という意味の「プレーン」が使われているわけです。

「explain」も一緒に理解

さらに、explainという英単語を聞いたことはありますでしょうか?これは「説明」という意味の英単語です。Exというのは、「外へ」という意味の接頭語で、「exit(出口)」なんかが有名ですね。

みなさんのよく使う扉にも、「exit」と書いてあることがあると思います。「外へ」と「平ら」が結びついて、「説明」になる……どうして「説明」になるのか、みなさん想像できるでしょうか?

説明とは、「口に出して、難しいものを簡単にする」ことです。つまりは「外(口)に出して難しいものを簡単に(平らに)する」ということです。簡単に説明することを「平たく説明する」と言いますよね?だからexplainは「説明」という意味になるのです。

こうやって考えてみると、辞書を使わないでも意味を想像できるもの・暗記するときに役立つこと・自分たちの身の回りにある言葉から類推できるもの……いい加減英語テクニックで身につく英単語はたくさんありますよね。

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日本語で聞いたことのある「カタカナ」が、こうして英語の理解に役立つことが多くあるぞ。英語の原理を理解して、少しでも勉強に役立ててくれ。

英語に囲まれている日常を活用しよう!

実は私たち日本人は、沢山の英語に囲まれて生きています。映画のタイトル・歌詞・商品名……和製英語も含めたら、英語の勉強をしていない人でも、おそらく1日100単語近くの英語に触れているはずです。

そうした単語を活用しながら、だいたいの意味を類推しながら覚えていく。

厳密さを求めたらわからないものもいっぱいあるけど、とりあえず大雑把に理解できるようにする。

こういう姿勢でいると、覚えられる英単語も増えますし、長文問題でいざ自分が見知らぬ英単語に出会ったとしてもなんとなく意味がわかります。というか、意味がわからなかったとしても「だいたいプラスの意味だろ!」とか、「なんかよくわかんないけど、deとかoutとかついてるし、マイナスの意味なんじゃないかな?」と、ふわっと読み進めることができるのです。

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西岡壱誠