
【英語】1分でわかる!「not always …」の意味・使い方・例文は?ドラゴン桜と学ぶ英語主要熟語

端的に言えばこの熟語の意味は「いつも…とは限らない」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
TOEIC900点で、現役の翻訳者であるライターミッシェルを呼んだ。一緒に「not always …」の意味や例文を見ていくぞ。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/ミッシェル
中・高生の受験指導を経て、現在はアメリカで翻訳者として活動中。熟語の実践的な使い方を紹介する。
熟語「not always …」の意味は?

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「not always …」は「いつも…とは限らない」という意味です。「not」が「always」を否定する部分否定の形になります。
部分否定の似た表現に「not necessarily…」(必ずしも…ない)や「not exactly…」(完全に…というわけではない)などもありますよ。その他にも「all」「every」など「全て」という意味の単語の前に「not」がつくと部分否定になりますから、覚えておきましょう。
意味「いつも…とは限らない」
「not」が「always」を否定する部分否定の形で「いつも…とは限らない」という意味を表します。
例えば「not happy」の場合、「not」が否定しているのは「happy」で「幸せではない」という意味です。ところが「not always happy」の場合、「not」は「always」を否定するので「いつも幸せとは限らない」という意味になります。
You may not always have a comfortable life.
人生において、常に快適に過ごせるとは限らない。
「Do you come here every day?」 「 No, not always.」
「毎日ここに来るの?」「いいえ、毎日ってわけではないけど」
Newer is not always better.
新しいものがいつも良いとは限らない。
「Do you go back to your hometown every summer ?」「I try to, but not always.」
「毎年夏には故郷にかえるの?」「なるべく帰ろうと思っているけど毎年ってわけじゃない」

ここで見たように、熟語「not always …」は「いつも…とは限らない」という意味だ。「not」が「always」を否定している部分否定の表現だぞ。
熟語「not always …」の言い換えや、似た表現は?
「いつも…とは限らない」という部分否定の形を別の表現で言い換えるのは難しいですが、「sometimes」や「 occasionally」を使うと似た意味を表現できます。「時々」「機会があるときに」という表現です。
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