スポーツで見る運動の第三法則
私は趣味でテニスをしているのですが、速いボールを返そうとする時、ゆっくりとしたボールよりも速く飛んできたボールを打った方が少ない力で速いボールを打つことができます。これも作用・反作用の法則を応用したものです。速いボールがラケットに当たると、遅いボールに比べて大きな反作用がラケットに働きます。そこにラケットを振る手の力が加わるため、力をあまりいれなくても速いボールが相手に返っていくのです。
物理学の基本中の基本を示した、運動の法則
ニュートンの生み出した運動の法則は、三つの柱となる法則から成り立っており、どれも簡潔にまとめられているにも関わらず、複雑な現象さえも解き明かす力を持っています。物理学を勉強する上で必要なエッセンスが凝縮されているため、しっかりと自分のものにしていきましょう。そうすることで、身の回りにある現象をより深く理解することができるようになると思います。