ドラゴン桜式勉強法特集

東大合格家庭の十か条 これを守れば東大合格!?

東大に合格するためには、親のバックアップが不可欠だ。しかし、適切な応援をしないと、かえってプレッシャーをかけてしまったり、受験生のやる気を削いでしまったり、マイナスの影響を与えてしまうこともあるぞ。

はたして、親御さんは受験生とどんな風に接すればいいのか?今回は、親と受験生の関係性を10個のルールにまとめたドラゴン桜2式「東大合格家庭の10ヶ条」を、現役東大生にしてStudy-Z編集長の西岡と紹介していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

西岡壱誠

ライター/西岡壱誠

現役東大生、作家、Study-Z編集長。ドラゴン桜のコンテンツ監修も行っており、ドラゴン桜の受験理論を深く知る一人。

ドラゴン桜2式「東大合格家庭の10ヶ条」はこれだ!

この記事でご紹介させていただく「東大合格家庭の10ヶ条」は、ドラゴン桜2の5巻に登場するこの一コマ。マンガ内では簡単に触れられていた箇所もあったため、読者の中にはもう少し深掘りした解説がほしいかたもいらっしゃったのではないでしょうか。

今回、現役東大生である私自身がこの「東大合格家庭の10ヶ条」について補足をさせていただくこととなりました。

それでは10ヵ条を順番にみていきましょう。

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いいか、10ヵ条すべてだぞ。ひとつでも欠けると合格できない、それくらいの覚悟で臨んでくれよな。

その1 一緒にご飯を食べること

初っ端からすごく当たり前のように聞こえるかもしれませんが、一緒にご飯を食べる習慣をつけましょう。難しいかもしれませんが、家族全員が同じ時間に同じ食卓に座るのが理想です。お父さんもお母さんも、兄も弟も姉も妹もおじいちゃんもおばあちゃんも、一緒に住んでいる家族が全員同じ食卓を囲む状態を作りましょう。

同じ窯の飯を食べている時、人は自然と家族と向き合うことになります。向き合えば、会話することも、笑うことも、お互いの愚痴を聞くこともあると思います。

勉強過多になってコミュニケーションが不足しがちな受験生にとって、ご飯の時間というのはコミュニケーションをとることができる数少ない状況だと考えることができます。

コミュニケーション能力というのは入試で問題を解くときに結構役立ちます。問題というのは出題者から自分への「問題」というコミュニケーションであり、それに回答するのは返事を作るというコミュニケーションに他ならないからです。なので、できるだけコミュニケーションの時間は取って置くようにしましょう。

その2 何か1つでも家事をさせること

男の子でも女の子でも、家事を1つでいいからやってもらうようにすると、受験の成功率が高くなる……なんて言ったら、みなさんちょっとびっくりするかもしれません。

確かに、家事をすることで勉強が捗るというわけではありません。

ただ、受験生だからと言って、「特別扱い」をしないというのが重要なのです。受験シーズンだからと言って親御さんが子供を特別扱いして、勉強以外のことをやらせないようにする……という家庭は意外に多いです。しかしそれでは、親御さんからのプレッシャーで合格できるものもできなくなってしまいます。

「特別」って、響としてはいいように聞こえますが、結局子供に期待して子供に勉強を強制することに他なりません。それよりは、「ただの家族の一員」であるという至って普通の認識で子供を扱う方が、プレッシャーをかけないで済むのです。

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東大合格必勝法で重要なことは、日常生活を大切にするということだ。子供を思うあまり家庭を受験モード一色にすることは避けてくれ。

その3 適度に運動させること

「家事をさせること」でもそうでしたが、結局朝から晩までずっと勉強勉強勉強では合格できません。必ず勉強の効率が下がってしまいます。それよりはむしろ、勉強以外にもやることがある状態の方がいいです。

特に運動というのは、適切な休憩時間になります。身体が硬いまま、運動不足なままでは勉強の効率はガクッと下がってしまいます。ジムに行くでも、ちょっとランニングするでも、なんでもいいので軽い運動をする習慣があると合格がぐっと近付きます。

オススメはラジオ体操です。ラジオ体操というのは、実は身体を効率よくほぐせる運動なんです。眠くなったり運動不足だと感じたらラジオ体操をしてみると、かなり身体が軽くなるのでオススメです!

その4 毎日同じ時間に風呂に入らせること

毎日同じ時間に風呂に入ってもらうようにすると、自然と安定的で継続的な勉強が可能になります。風呂の時間がバラバラだと自然と睡眠の時間やタイミングもバラバラになってしまい、身体に負荷をかけてしまうことになります。

風呂の時間だけはしっかり決めておいて、受験生が身体を休ませるペースを作れるようにすることには大きな意味があるのです。

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生活ペースの安定が、精神的安定をもたらし、精神的安定が集中力をもたらすぞ。勉強には、心の充実が不可欠だ!

その5 体調が悪い時は無理させず、休ませること

とにかく無理をさせず、体調が悪い時にはちゃんと休ませることが重要です。エナジードリンクを飲んで寝不足になりながら勉強する……なんて受験生像はもう古いです。効率的で機能的に、無理せず安定的に勉強できるようにしないと、どこかでガタが来て結局受験に失敗してしまうことが多いです。

受験は短距離走ではなくてマラソンです。長く続くものだからこそ、とにかく無理をしないことを心掛けましょう。

その6 リビングはいつでも片付けておくこと

受験生の部屋が汚くなると要注意です。一見、勉強に打ち込んでいる感じがするので良さげですが、プリントや参考書を見つけるのに時間がかかってしまっていて、勉強以外のことで問題が起こってしまいがちです。でも、受験生の部屋を綺麗にすることを親御さんがやるのは年頃の学生にとってはを起きなストレスになりかねません。

そこで、リビングを綺麗にするのです。人のふり見て我がふり直せではありませんが、リビングが綺麗にしてあると自然と「自分の部屋も綺麗にしなきゃ」と感じます

逆にリビングが片付いていないと、気持ちもごちゃごちゃして整理できず、部屋も自然と汚くてもいいと感じてしまいがちです。きちんとリビングを綺麗にしておくことを心がけましょう。

その7 勉強に口出しをしないこと

これが一番難しくて、大切なことです。受験生の勉強には口出ししたくなるのが親心で、「もっとこうしないと、ウチの子受からないんじゃないか」「こういう風に勉強した方がいいのに」と考える気持ちがあるのは当然のことだと思います。

でも、親が勉強に口出ししてくるようになると、受験生はいよいよ「逃げ場」がなくなります。学校は受験モードで、塾も受験モードで、友達も受験生で……そんな中で家まで受験モードになったら、心の休まるところがなくなってしまいます。

家というのは、日常生活の場でなくてはならないのです。そうでないと、受験生はどうしてもその窮屈さから逃げ出したくなってしまいます。途中で投げ出して、志望校を下げて、受験そのものがガタガタになってしまう受験生の数がなんと多いことか。それは、家庭が心休まる場所ではない受験生の特徴なのです。

だからこそ、家くらいは休ませてあげること。勉強に口出しをしないこと。これが非常に重要なのです。

その8 夫婦仲を良くすること

家庭は「心休まる場所」にしなければならないとお話ししましたが、一番過程が心休まらない場所になってしまうのは「夫婦仲が悪い場合」です。

先の項目で「一緒に食事をすること」とお話ししましたが、その食事の空気が悪かったら最悪ですよね…(笑)

子供が頑張っているのだから、変な心労をかけないように、とにかく夫婦仲をよくしておくこと。家庭環境によってはこれがもしかしたら一番難しいかもしれませんが、今一度心がけをしてみてください。

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平穏な日常生活の基礎は「夫婦円満」だ。このことはくれぐれもよろしく頼むぞ!

その9 月に一度家族で夕食すること

夫婦仲を良くして、家庭を心休まる場所にした上で、必要なのは「月に一度家族で夕食をすること」です。頑張っている子供のために、好きなものを食べさせてあげましょう。

すごく単純ですが、美味しいものを食べれば人間は幸せになれます。比喩でもなんでもなく、幸せを感じるホルモンが分泌されるのです。それを、家族みんなで一緒に食べる。その習慣がある家庭というのは大抵なんでもうまくいきます。何か問題が起こっても、多少ストレスを感じていても、美味しいものをみんなで食べれば悩みなんて吹き飛ぶものです。

その10 この10ヶ条を父親と共有すること

「家庭」というのは、みんなで作るものです。一人で作れるものではありません。母親と父親、できれば兄弟も祖父母も含めて、みんなが共有している状態が望ましいです。

一人が勝手に勉強に口出ししたり、無理を助長するようなコミュニケーションを取ってしまっては本末転倒です。家庭をみんなで作るために、この10カ条は父親とも、それ以外の家族とも共有するようにしましょう。

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こればかりは学校でも塾でもどうすることもできないぞ。夫婦でよく話し合って、今一度家庭環境を見つめてくれ。

合格は日常生活の延長線上にある!

いかがでしたでしょうか?どれもこれも、家を「心休まる場」にして無理をさせず、受験を日常の延長線上に捉えてもらうようにすることに重きを置いています。受験生がのびのびと受験できるようにできるのは、親御さんしかいません。ぜひこの10か条を守って、受験に備えてみてください。

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西岡壱誠