自律神経系とホルモンが協力し合う?
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正反対の性格を持つように見える内分泌系(ホルモン)と自律神経系ですが、恒常性を維持するための様々な反応はこの2つが複雑に絡み合って起きているものが少なくありません。途中までは自律神経が情報を伝え、自律神経からの刺激を受けてホルモンが分泌される、という行程をたどることもあります。
たとえば、発汗や震えなど体温を調節するためにおこる反応は、複数の自律神経系やホルモンが関連しているんです。
ホルモンの基礎はこれでOK!
私たちの体内では、今もホルモン’(内分泌系)と自律神経が巧みにはたらき続けています。この2つのシステム(+免疫系)によって、生命が維持されているのです。
体の中で活躍し続けるホルモンには、様々な種類があります。ホルモン全般の特徴を抑えたならば、次はそれぞれのホルモンを分泌する内分泌腺や標的細胞でのはたらきを学んでみましょう。