この記事では英語の熟語「No kidding!」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「まさか!」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

現役の翻訳者であるライターmiyukiを呼んです。一緒に「No kidding!」の意味や例文を見ていきます。

ライター/miyuki

都内で働く現役の翻訳者。国内外の論文、報告書などの和訳と英訳を手がける。経験を生かして自然で簡潔な英語表現を伝授する。

熟語「No kidding!」の意味は?

image by iStockphoto

「No kidding!」はネイティブの日常会話で非常に頻繁に使用される表現です。

kidは、「からかう」「冗談を言う」という意味の単語で、直訳すると「冗談ではない」となりますね。

シチュエーションによって意味が変化しますので、使い方を説明します。

意味その1 「冗談でしょ!」「まさか!」

カジュアルな会話でよく使われる表現です。

相手に驚くようなことを言われたときのリアクションで使用され、本当?とんでもない!といったニュアンスがあります。

Dad, my bike was stolen!
No kidding!
パパ、僕の自転車がぬすまれた!
うそだろ!?

He died of drug overdose.
No kidding!
彼は麻薬の取りすぎで死んだ。
まさか!

I’m a billionaire.
No kidding!
僕は億万長者なんだ。
冗談でしょ!

意味その2 「本当だよ」「冗談じゃないよ」

 その1と逆の意味になりますが、自分の発言に対して使用すると「本当だよ」「冗談じゃないよ」の意味になります。

I’m a billionaire. No kidding.
僕は億万長者なんだ。本当だよ。

No kidding. I'm a genius.
冗談ではなく、おれは天才だ。

\次のページで「熟語「No kidding!」の言い換えや、似た表現は?」を解説!/

熟語「No kidding!」の言い換えや、似た表現は?

「No kidding!」のその1の使い方の言い換えや、似た表現に「Really?」と「No way!」があります。

どちらも日常会話でネイティブがよく使う表現です。

短い単語でできるあいづちの表現なので、覚えておくとよいでしょう。

言い換え例:「Really?」を使った言い換え

reallyという単語は、本当に、正直に、という意味の副詞ですが、会話で「Really?」と使うと「本当に?」といった驚きの表現になります。

日本語の「マジで?」に似ていて、本当ですか?と尋ねる場合にも使われますが、ただ驚きを表現するあいづちの1つとしても使われますね。

I went to London last month.
Really? How was it?
先月ロンドンに行きました。
マジで!?どうだった!?

Are you going to take me to the shopping mall  tomorrow?
Sure.
Really?Are you absolutely sure? 
明日ショッピングモールに連れて行ってくれるの?
もちろん。
本当?絶対?

言い換え例:「No way!」を使った言い換え

友人同士などフランクな場面で使う場合が多いです。

wayは「道」「方法」という意味の単語で、直訳すると「道がない」「方法がない」となります。「まさか!」「ありえない!」といった意味でのあいづちで使用されますね。

日本語の「ありえない!」もそうですが、言い方次第で、驚き、喜び、拒絶と多様なニュアンスをもつ表現です。なにかと使えるあいづちでもありますね。

I just won a million dollars in the lottery!
No way!
宝くじで100万ドル当たったんだ!
まさか!

I just got proposed to this morning!
No way!Congrats!
今朝プロポーズされたの!
本当!おめでとう!

So, do you like her?
No way! 
で、彼女のことが好きなんだろ?
ありえない!

\次のページで「熟語「No kidding!」を使いこなそう」を解説!/

熟語「No kidding!」を使いこなそう

この記事では熟語「No kidding!」の使用例や、他の表現での言い換えパターンを説明しました。

ネイティブの日常会話でも多用されるあいづちです。変化に富んだあいづちができると会話ももっと楽しめるはず。ぜひ覚えて使ってみてくださいね。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
" /> 【英語】1分でわかる!「No kidding!」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語 – Study-Z
英語の熟語

【英語】1分でわかる!「No kidding!」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

この記事では英語の熟語「No kidding!」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「まさか!」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

現役の翻訳者であるライターmiyukiを呼んです。一緒に「No kidding!」の意味や例文を見ていきます。

ライター/miyuki

都内で働く現役の翻訳者。国内外の論文、報告書などの和訳と英訳を手がける。経験を生かして自然で簡潔な英語表現を伝授する。

熟語「No kidding!」の意味は?

image by iStockphoto

「No kidding!」はネイティブの日常会話で非常に頻繁に使用される表現です。

kidは、「からかう」「冗談を言う」という意味の単語で、直訳すると「冗談ではない」となりますね。

シチュエーションによって意味が変化しますので、使い方を説明します。

意味その1 「冗談でしょ!」「まさか!」

カジュアルな会話でよく使われる表現です。

相手に驚くようなことを言われたときのリアクションで使用され、本当?とんでもない!といったニュアンスがあります。

Dad, my bike was stolen!
No kidding!
パパ、僕の自転車がぬすまれた!
うそだろ!?

He died of drug overdose.
No kidding!
彼は麻薬の取りすぎで死んだ。
まさか!

I’m a billionaire.
No kidding!
僕は億万長者なんだ。
冗談でしょ!

意味その2 「本当だよ」「冗談じゃないよ」

 その1と逆の意味になりますが、自分の発言に対して使用すると「本当だよ」「冗談じゃないよ」の意味になります。

I’m a billionaire. No kidding.
僕は億万長者なんだ。本当だよ。

No kidding. I’m a genius.
冗談ではなく、おれは天才だ。

\次のページで「熟語「No kidding!」の言い換えや、似た表現は?」を解説!/

次のページを読む
1 2 3
Share: