
【英語】1分でわかる!「be willing to ○○」の意味・使い方・例文は?ドラゴン桜と学ぶ英語主要熟語

端的に言えばこの熟語の意味は「○○する気がある」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
現役の翻訳者であるライターmiyukiを呼んだ。一緒に「be willing to ○○」の意味や例文を見ていくぞ。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/miyuki
都内で働く現役の翻訳者。国内外の論文、報告書などの和訳と英訳を手がける。経験を生かして自然で簡潔な英語表現を伝授する。
熟語「be willing to ○○」の意味は?

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「be willing to ○○」は「○○する気がある」という意味です。
よく「喜んで○○する」と、訳されることがありますが、ぐいぐいと、自ら進んで喜んで○○します!という積極的な表現ではありません。「(もし必要なのであれば)喜んで○○しますよ」というニュアンスであることを覚えておくとよいでしょう。
本当は嫌だけど仕方なく○○する、といった消極的な意味でもありません。
toの後ろには動詞の原形がきます。
意味「○○する気がある」
何かを頼まれたときの回答や、誰かに何かを提案をするとき、「(必要があれば)喜んで○○する」「○○してもいいけどね」といったニュアンスのある表現です。
if~と続いて条件付きの表現で使用されることもしばしばあります。
文章に条件が記載されていなくても、暗に条件があることも多いですね。
I’m willing to help you.
(必要があれば)喜んでお手伝いします。
I’m willing to apologize if that’s what you want.
あなたが望むのなら謝ります。
I’m willing to pay for it if a better service is provided.
サービスが向上するならそれに支払っても構いません。

ここで見たように、熟語「be willing to ○○」は、「必要があれば喜んで○○する」、といったニュアンスがある表現だ。積極性を出したいときや、消極的で否定的なときに使用すると思わぬ誤解をされてしまうので、使うシチュエーションには気をつけよう。
熟語「be willing to ○○」の言い換えや、似た表現は?
似た表現に「be pleased to ○○」「would love to ○○」があります。こちらはいずれも積極性のあるニュアンスです。使い方を説明します。
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