英語の熟語

【英語】1分でわかる!「by sea/air/land」の意味・使い方・例文は?ドラゴン桜と学ぶ英語主要熟語

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では英語の熟語「by sea/air/land」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「海路で/空路で/陸路で」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

元学習塾講師で難関高校対策を専門にするライターwhite_sugarを呼んだ。一緒に「by sea/air/land」の意味や例文を見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/white_sugar

元学習塾講師。難関国私立高校受験対策英語専門に指導。指導実績は開成高校を筆頭に国立大付属高校、早慶等多数。

熟語「by sea/air/land」の意味は?

image by iStockphoto

様々な意味のある前置詞の「by」ですが、この場合は手段を示します。後に続く単語でそれぞれ「海(空/陸)で使う乗り物を使って、乗って」という意味になります。

この用法の場合、sea, air, landには「a」や「the」といった冠詞をつけず、無冠詞で使用すること。例えば「by the sea」としてしまうと、「海の側で」というように意味が全く異なります。

熟語:「by sea」の意味

海で使う乗り物と言えば船ですので、「by sea」「船で、船に乗って」の意味です。例文1のようにして使います。この場合は海に出るのが前提です。

例文2のように「by water」でも「船で」という意味になりますが、海に出るとは限りません。湖や川でも使えるので、「by sea」よりもシチュエーションを選ばない表現です。

漠然とした船ではなく、もう少し種類を絞りたい場合には例文3のように船の種類を明らかにします。

具体的な乗り物を使い、かつ冠詞をつける時には、例文4のように「by」ではなく「on」を使いましょう

1.What do you think of travering around the world by sea?
船で世界中を旅するのって、どう思う?

2.Going around that small island by water looks nice.
あの小島の周りを船で回るのって楽しそうね。

3.How about go fishing by ferry?
フェリーで釣りに行かないかい?

4.We enjoyed beautiful fireworks on a boat.
私たちは船で美しい花火を楽しんだ。

熟語:「by air」の意味

この場合は「空路で」という意味ですね。一般人が空路を使う場合、ほとんどの場合が飛行機ですので例文1のように「飛行機で」と訳出して問題ありません

例文2も、普通は人が飛ぶのは飛行機を使ってですので、「飛んで行った」とはあまり訳出しません。おとぎ話の主人公やハリウッド映画のスーパーヒーローなら「飛んだ」と訳しても不自然ではありませんけどね。

日本語で「飛んでいく」だと「大急ぎで」の意味に読み取れてしまいます。余談ですが、そういう場合には「on the fly」という表現がありますよ。

さて、「飛行機で」という訳では例文3では少しおかしなことになります。「air」には「電波」という意味があり、こちらを使うと自然な訳出ができますよ。

1.He went to Los Angels by air.
=He went to Los Angels by plane.
彼はロサンゼルスロサンゼルスへ空路で行った。/彼はロサンゼルスへ飛行機で行った。

2.He flew to Los Angels.
彼はロサンゼルスへ飛んで行った。/彼はロサンゼルスへ飛行機で行った。

3.We enjoyed talking by air.
私たちは無線で会話を楽しんだ。

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