【英語】1分でわかる!「allow … to ○○」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語
端的に言えばこの熟語の意味は「…に○○させる」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
元学習塾講師で難関高校対策を専門にするライターwhite_sugarを呼んです。一緒に「allow … to ○○」の意味や例文を見ていきます。
ライター/white_sugar
元学習塾講師。難関国私立高校受験対策英語専門に指導。指導実績は開成高校を筆頭に国立大付属高校、早慶等多数。
熟語「allow … to ○○」の意味は?
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「allow … to ○○」は、「…が○○するのを許可する」というのが大元の意味です。ここから少し派生が出てきますので、紹介します。
意味その1 「…に○○させる」
大元の意味に近く、「…が(したいと思っていることを)させる」という使い方。同じ「○○させる」でも、強制の意味が強い「force」や使役動詞の「make」とは大分ニュアンスが違うのが、例文1を見るとよくわかるでしょう。
例文2のように、「○○します」という際に、「allow me to」をつけると、ワンクッション置いたニュアンスになり、より丁寧な印象になります。
例文3のように、人ではないものを主語にする使い方は日本語にはあまり馴染みがありません。こういった無生物主語は英語では好まれる表現なので、手札として持っておくと良いですよ。
1.My parents will never allow me to take part in such a party.
うちの両親は、そういうパーティーに私を絶対に参加させないだろうね。
2.Please allow me to introduce you a special guest!
皆さんに特別なゲストを紹介させていただきます!
3This camera allows you to edit pictures more easily.
=You can edit pictures more easily if you use this camera.
このカメラなら、もっと簡単に写真の編集をできますよ。
意味その2 「…が○○だと認める」
相手の主張や、状態を容認するという意味もあります。admitの方が好まれて使われますが、念のため例文を掲載しましょう。
1.At first, Mary’s parents hated Jack, but finally they allowed him to be true.
始めは、メアリーの両親はジャックを嫌っていたが、最後には彼が誠実だと認めた。
2.I wanted to believe what he said, but I had to allow it to be false.
私は彼の言葉を信じたかったが、それは嘘だったと認めなくてはならなかった。
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