【英語】1分でわかる!「ought to ○○」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語
端的に言えばこの熟語の意味は「〜すべきである」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
TOEIC880点で、現役の大学生であるライターTakaosushiを呼んです。一緒に「ought to ○○」の意味や例文を見ていきます。
ライター/Takaosushi
英語を勉強することが好きで英語科に通う大学3年生。英語を言語学としても勉強する筆者が詳しく解説していく。
熟語「ought to ○○」の意味は?
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「ought to ○○」には「〜すべきである」という意味と「〜のはずだ」という意味もあり、後者は過去や現在や未来に対する判断を述べる際の使われ方です。同じ意味の「should」が話し手の判断が主観的な場合に使われるのに対し、この「ought to ○○」は話し手の判断が規則や世評などの客観的基準に基づいている場合に好まれます。
意味その1 「〜すべきである」
「ought to ○○」は「〜すべきである」という意味で使われることが多く、先程説明した通り、この「ought to ○○」は客観的基準、つまり周りの意見や一般常識を踏まえた上での助言をする際に使われる表現です。ちなみに、過去の出来事で現在後悔していることを言いたい場合は「ought to have(has) 過去分詞」(〜すべきだった)という形になるので注意しましょう。
ちなみに、「ought to ○○」の「to」は疑問文、否定文、返答などでは省略されることもあります。
それでは例文を見ていきましょう。
I ought to have apologized to her.
私は彼女に謝るべきだった。
You ought to be true to yourself.
君は自分自身に正直でいるべきだ。
You ought not (to) stay up late.
君は夜更かしをするべきではない。
意味その2 「〜のはずだ」
「ought to ○○」は「〜のはずだ」という意味で過去や現在や未来に対する判断、推測を述べる際にも使われます。「must」や「will」も同じ意味で使われますが、それらの表現に比べるとこの「ought to ○○」における判断や推測の信憑性は少し低いです。ちなみに、話し手にとって好ましくないネガティブな推測にはこの「ought to ○○」は用いることができません。(ネガティブな推測の例 : 旅行に行く予定だが、道路はきっと混んでいるだろう)
それでは例文を見ていきましょう。
Their marriage ought to be long-lasting because they love each other so much.
彼らの婚約関係は、お互いにとても愛し合っているので長続きするはずだ。
I’ve studied for the exam for two weeks. That ought to be enough.
私は試験のために2週間勉強してきた。これだけやれば充分だろう。
She ought to be happy because her daughter passed the exam.
娘が試験に合格したので、きっと彼女は喜んでいるはずだ。
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