この記事では英語の熟語「be independent of …」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「…から独立している」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

10数年間、中高生に英語を指導しているライターヤマトススムを呼んです。一緒に「be independent of …」の意味や例文を見ていきます。

ライター/ヤマトススム

10数年の学習指導の経験があり、とくに英語と国語を得意とする。これまで生徒たちを難関高校や難関大学に導いてきた。

熟語「be independent of …」の意味は?

image by iStockphoto

熟語「be independent of …」には、「…から独立している」や「…と無関係である」という意味があります。「independent」は否定の「in-」に頼るという意味の「-depend-」を含む形容詞なので、もとの意味は「頼らないで」というイメージですね。

意味その1 「…から独立している」

主な意味は「…から独立している」です。もとの意味の「頼らないで」から「独立している」という意味につながっていますよ。

参考までに、アメリカでは独立記念日のことを「Independence Day」と言います。「independent」は形容詞ですが、その名詞形の「independence」が使われていますね。

She wants to be independent of her parents.
彼女は両親から独立したがっている。

The shop was independent of the large corporation.
その店は大企業から独立した。

The organization is independent of the legislature.
その組織は議会から独立している。

意味その2 「…と無関係である」

もうひとつの意味は「…と無関係である」です。もとの「頼らないで」から「接触しないで」という意味合いで「…と無関係である」という意味になっています。

ちなみに、イギリスで「independent school」というと私立学校のことを表すのは、国や自治体の干渉を受けない「無関係の」という意味合いからですね。

We are independent of one another.
私たちは互いに無関係だ。

The fact is independent of the weather.
その事実は天気とは無関係である。

It is independent of time.
それは時間の制限を受けない。

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熟語「be independent of …」の言い換えや、似た表現は?

熟語「be independent of …」には、「stand on one's own feet」や「find one's feet」などの言い換えの表現があります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

言い換え例:stand on one's own feetを使った言い換え

「stand on one's own feet」を使うと、言い換えることができます。直訳すると「自分自身の足で立ち上がる」なので、「独立している」「自立している」「自立心を持つ」「自給自足している」などの意味がありますよ。

When can she stand on her own feet?
彼女はいつ独立できるのか。

You should stand on your own feet.
あなたは自立すべきだ。

I stood on my own feet economically.
私は経済的に自立した。

言い換え例:find one's feetを使った言い換え

もうひとつは「find one's feet」を使った言い換えです。「独立する」「自立する」という意味や「(赤ちゃんが)歩き始める」意味もあります。さらに、直訳の「自分の足を見つける」が「地に足がついた」のイメージで「(新しい環境に)慣れる」で使うこともできますよ。

He found his feet last year.
彼は昨年独立した。

The child found her feet at last.
その子供はやっと歩けるようになった。

I'm beginning to find my feet at my new school.
私は新しい学校に慣れ始めている。

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熟語「be independent of …」を使いこなそう

この記事では熟語「be independent of …」の意味や使用例、他の表現での言い換えパターンを説明しました。意味においては、「頼らない」イメージの「…から独立している」、「接触しない」イメージの「無関係である」があります。

言い換えの表現では、「be independent of …」の「頼らない」ニュアンスに対して、「stand on one's own feet」や「find one's feet」は「自力で」というニュアンスでした。細かいニュアンスの違いから表現を使い分けましょう。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
" /> 【英語】1分でわかる!「be independent of …」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語 – Study-Z
英語の熟語

【英語】1分でわかる!「be independent of …」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

この記事では英語の熟語「be independent of …」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「…から独立している」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

10数年間、中高生に英語を指導しているライターヤマトススムを呼んです。一緒に「be independent of …」の意味や例文を見ていきます。

ライター/ヤマトススム

10数年の学習指導の経験があり、とくに英語と国語を得意とする。これまで生徒たちを難関高校や難関大学に導いてきた。

熟語「be independent of …」の意味は?

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熟語「be independent of …」には、「…から独立している」や「…と無関係である」という意味があります。「independent」は否定の「in-」に頼るという意味の「-depend-」を含む形容詞なので、もとの意味は「頼らないで」というイメージですね。

意味その1 「…から独立している」

主な意味は「…から独立している」です。もとの意味の「頼らないで」から「独立している」という意味につながっていますよ。

参考までに、アメリカでは独立記念日のことを「Independence Day」と言います。「independent」は形容詞ですが、その名詞形の「independence」が使われていますね。

She wants to be independent of her parents.
彼女は両親から独立したがっている。

The shop was independent of the large corporation.
その店は大企業から独立した。

The organization is independent of the legislature.
その組織は議会から独立している。

意味その2 「…と無関係である」

もうひとつの意味は「…と無関係である」です。もとの「頼らないで」から「接触しないで」という意味合いで「…と無関係である」という意味になっています。

ちなみに、イギリスで「independent school」というと私立学校のことを表すのは、国や自治体の干渉を受けない「無関係の」という意味合いからですね。

We are independent of one another.
私たちは互いに無関係だ。

The fact is independent of the weather.
その事実は天気とは無関係である。

It is independent of time.
それは時間の制限を受けない。

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