【英語】1分でわかる!「before long」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語
端的に言えばこの熟語の意味は「間もなく、すぐに」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
10数年間、中高生に英語を指導しているライターヤマトススムを呼んです。一緒に「before long」の意味や例文を見ていきます。
ライター/ヤマトススム
10数年の学習指導の経験があり、とくに英語と国語を得意とする。これまで生徒たちを難関高校や難関大学に導いてきた。
熟語「before long」の意味は?
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熟語「before long」の意味は、「間もなく、すぐに」や「やがて、のちに」があります。いずれも時間が経たないうちにという意味合いですが、それぞれのニュアンスを見ていきましょう。
意味その1 「間もなく、すぐに」
意味のひとつは「間もなく、すぐに」です。「before long」をそのままの意味で受け取ると、「長い時間の前に」となります。「長い時間がたつまでもなく」と考えるといいですね。今を起点にして、短い時間のあとに起こることを表すときに使います。なお、やや硬い表現として使われることが多いです。
My father will be home before long.
私の父は間もなく帰宅するだろう。
The examination will begin before long.
その試験は間もなく始まるだろう。
The Line is expected to normal service before long.
その路線は間もなく正常運転が見込みだ。
意味その2 「やがて、のちに」
もうひとつの意味は「やがて、のちに」です。「長い時間がたつまでもなく」というのは「間もなく、すぐに」と同じですが、過去を起点にしたある出来事からすぐにという意味で使うことができます。この場合、前の文章を受けてのことが多いので、文頭に置かれることもありますよ。
Before long he came into my room.
やがて彼は私の部屋に入ってきた。
The train arrived before long at the next station.
その電車はやがて次の駅に到着した。
Before long Yoritomo opened the Kamakura bakufu.
のちに頼朝は鎌倉幕府を開いた。
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