【英語】1分でわかる!「be at a loss」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語
端的に言えばこの熟語の意味は「途方に暮れている」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
10数年間、中高生に英語を指導しているライターヤマトススムを呼んです。一緒に「be at a loss」の意味や例文を見ていきます。
ライター/ヤマトススム
10数年の学習指導の経験があり、とくに英語と国語を得意とする。これまで生徒たちを難関高校や難関大学に導いてきた。
熟語「be at a loss」の意味は?
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熟語「be at a loss」には「途方に暮れている」や「まよう」という意味があります。この二つの意味は似ているので、どんな場面で使えばよいのか一緒に見ていきましょう。
意味その1 「途方に暮れている」
熟語「be at a loss」の意味は「途方に暮れている」です。「loss」は名詞で「喪失」という意味なので、「be at a loss」で「喪失した状態」となり、対処法や対策が頭に浮かばない、または、お金がなくなり打つ手がない状態を表します。
The poor boy is at a loss what to do.
その貧しい少年は何をしたらよいのか途方に暮れている。
He is at a loss for solution of the problem.
彼は問題の解決に途方に暮れている。
I am at a loss in front of the pileup of bills.
私は請求書の山を前に途方に暮れている。
意味その2 「まよう」
もう一つの意味は「まよう」です。基本的には「途方に暮れている」と同じ意味で明確に区別できない場合もありますが、進退を窮するほどのものではなく、ちょっと「まよう」「困る」程度といった軽めのニュアンスでも使われます。
I was at a loss for a word then.
私はそのとき言葉に窮した。
She is at a loss when to start.
彼女はいつ出発したらよいかまよっている。
I am at a loss as to which faculty to choose.
私はどの学部を選ぶべきかについてまよっている。
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