【英語】1分でわかる!「after all」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語
端的に言えばこの熟語の意味は「結局」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
10数年間、中高生に英語を指導しているライターヤマトススムを呼んです。一緒に「after all」の意味や例文を見ていきます。
ライター/ヤマトススム
10数年の学習指導の経験があり、とくに英語と国語を得意とする。これまで生徒たちを難関高校や難関大学に導いてきた。
熟語「after all」の意味は?
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熟語「after all」の意味は、「結局」と「何といっても」です。もとの単語の意味は「after(あとで)」と「all(すべて)」なので、「すべてのあとで」というニュアンスが基本にあります。それぞれ見ていきましょう。
意味その1 「結局」
ひとつめの意味は「結局」です。「すべてのあとで」のニュアンスの通り、いろいろなことの成り行きがあった結果というニュアンスで「結局」や「やはり」という意味になります。使い方としては、主に文尾におかれることが多いです。
He came to the party after all.
彼は結局そのパーティーに来た。
It was difficult for me after all.
それはやはり私にとって難しかった。
Nothing will happen after all.
結局何も起こらないだろう。
意味その2 「何といっても」
もうひとつの意味は「何といっても」です。もとからわかっていたことが終わってみてもその通りだったというニュアンスで、「何といっても」「どうあろうと」という意味になります。文中では、文頭において使われることが多いです。
After all, it is expensive.
何といってもそれは高い。
After all, we are good friends.
何といっても私たちは親友だから。
After all, it was a lost battle from the beginning.
どうあろうと最初から負け戦だった。
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