
【英語】1分でわかる!「count on …」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語
端的に言えばこの熟語の意味は「…を頼りにする」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
TOEIC800点で、元英語講師であるライターなみを呼んです。一緒に「count on …」の意味や例文を見ていきます。

ライター/なみ
大学時代はアメリカに交換留学をし、本場の英語を学ぶ。その後、英語講師として三年間子供たちに英語を教える。モットーは「熟語の意味を誰にでもわかりやすく解説する」
熟語「count on …」の意味は?

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「count on…」 の熟語の意味を学んでいきますよ。さらに、言い換えや似た表現についても一緒に勉強していきましょう。
意味その1 「…を頼りにする」
「count on …」の熟語の意味は、「~を頼りにする」「~を当てにする」です。相手、または物事に対して、なにか期待を表すニュアンスを含んでいますよ。例えば、友人が忙しそうな状況の時に、「Count on me.(わたしを頼って)」と言うことができますね。「わたしにまかせて」というようなニュアンス。
筆者は学生時代留学中、サウジアラビア人のクラスメイトから、「I’m counting on you.」と言われたのを今でも覚えています。当時はどういう意味なのかわからず、辞書で調べて意味を理解しました。授業でグループワークの課題がででいて、「夜7時にパソコン室に集合で」とサウジアラビア人と約束したのですが、7時になっても現れず…。「時間守るのは日本人だけか」と異文化を実感したのですが、結局わたしがほとんど課題を進めることになりました。8時過ぎにようやく来たのですが、どうして遅れたのか聞くと「お祈りの時間だった」と。一瞬、「はい??」となりましたが、「仕方ないか」と納得。わたしを当てにしていたわけがなんとなくわかりました。(苦笑)
また、count on の後に続くのは(人)や(物)ですが、人を当てにする状況で使われることが多いです。ちなみに(人)に入るのは目的格(you/him/herなど)が一般的です。では、一緒に例文をみてみましょう。
I count on your help.
わたしはあなたの助けを当てにする。
If there’s anything I can do, count on me.
もしわたしになにかできることがあれば、頼ってね。
we can’t count on them anymore.
わたしたちは今後もう彼らを当てにできない。
熟語「count on …」の言い換えや、似た表現は?
熟語「count on…」の言い換えや似た表現として、「rely on…」があります。使い方やニュアンスを覚えれば、場面に応じて使えるようになりますよ。
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