この記事では英語の熟語「be good at」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「…するのが上手」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC865点で、フリーのビジネスコンサルタント兼ライターmatatabizを呼んです。一緒に「be good at」の意味や例文を見ていきます。

ライター/サシスセソー

フリーのビジネスコンサルタント。20年来英語圏のヘルスケアビジネス・サービスの調査に携わる。

熟語「be good at」の意味は?

image by iStockphoto

be good at」の「good」はある人が何かをするために必要とされる能力を持っている状態、つまり何かを上手にできることを意味する「good」です。この能力は、生まれながらに身につけている技能と、時間をかけて経験を積んだ結果身に着けた技能の両方を対象にします。ただ、料理人やプロのスポーツ選手というように、ある技能の専門家には使いません。

意味 「…するのが上手である、得意である」

何かを「上手にできる」、「するのが得意」という時に「be good at」を使うことができます。前置詞「at」の後ろには対象となる何かを表す名詞を置いてください。

主に経験を積んだ結果、あるいは訓練をした結果、特定の技術や能力を獲得して失敗しない実践できる状態を表現する時に使います。
この失敗しないでできる技術や能力というところがポイントです。

Mari is very good at fixing things in a home.
マリは家の片付けが上手です。

My father is good at cooking as he experienced business bachelor for many times.
父は何度も単身赴任を経験しているので、料理が上手です。

Joe has been practiced Soroban for years and he is good at calculation without calculator.
ジョーは何年もそろばんをやっているので、暗算が得意です。

意味 「…するのが上手である、得意である」(つづき)

なお、対象が生き物(人間、動物)の場合はbe good with」と前置詞は「with」を使いますよ。

My mother is really good with children as she was a nanny in her youth.
母は若い時分に子守の仕事をしていたので、本当にこどもの扱いが得意です。

Vice president of our company is good with animals.
わたしの勤務先の副社長は動物の扱いが上手です。

また体の一部や道具を使って何かを上手にできる、主に指先を使うのが上手なことを表現する時には「be good with」を使います。
例えば、He is good with his hands. は彼は手先が器用であるという意味になりますよ。

\次のページで「熟語「be good at」の言い換えや、似た表現は?」を解説!/

熟語「be good at」の言い換えや、似た表現は?

熟語「be good at」は「a good」でシンプルに言い換えができます。また「be able to」「be capable of」「be proficient in」「be skillful at」などの熟語で言い換えることが可能です。

この他にも「gifted」「talented」「brilliant」など、非常に多くの類似表現が存在します。ひと通り意味合いを確認していきましょう。

言い換え例:「a good」を使った言い換え

最もわかりやすい言い換え表現ですね。「be good at」では上手にできること、得意にしていることを組み合わせて表現しました。「a good」は何かが上手にできる人得意な人と表現する時に使える形容詞句です。

My father is good at cooking.は、My father is a good cook.と言い換えることができます。
日本語訳はそれぞれ「父は料理が得意です。」と「父は料理が得意な人です。」になります。

このように「a good」は「特定の行為が上手にできる人」で使うことができますよ

言い換え例:「be able to」「 be capable of」を使った言い換え

be able to」は「失敗しないで何かをすることができる」というように、行為を強調したい時にふさわしい熟語です。

Children at this age should be able to wash hands by themselves.
この年齢の子供は自分で手を洗えるようになる必要があります。

be capable of」には単にできるではなく、「be good at」と同じように上手にできるというニュアンスがあります。

Project manager is capable of controlling high risks of the project.
プロジェクトマネージャーはプロジェクトの高いリスクを管理することができます

\次のページで「言い換え例:「be proficient in」「be skillful at」を使った言い換え」を解説!/

言い換え例:「be proficient in」「be skillful at」を使った言い換え

be proficient in」と「be skillful at」は、どちらも「経験を積んでいるので上手である、得意である」というニュアンスがあります。

My sister is proficient in 5 languages.
姉は5ヶ国語を操れる(熟練している)。

My colleague is skillful at computer programing.
同僚はコンピュータープログラミングが上手です(熟練している)。

「be good with」と同じく、体や道具を上手に使うことは、「be skillful with」で表現することができます。
She is very skillful with her hands.
彼女はとても手先が器用です。

言い換え例:「gifted」「talented」などを使った言い換え

gifted」や「talented」は贈られた・与えられた高い能力という意味の副詞です。生まれながらの才能ということですね。

したがって、「be good at」が持つ努力や経験によって獲得した高い能力とは違いがあります。

We all think she is exceptionally gifted in swimming.
わたしたち全員が、彼女の水泳の才能は特別だと思っています。

We happened to find a prospective, talented young dancer.
わたしたちは偶然に、有望な若手ダンサーを見出しました。

なお、「gifted」には特定の能力に限定せずに色々な面で、全体的に高い能力を有している人、優秀な人の意味でも使うことができます。

brilliant」も特定の行為、特定の分野でとても高い能力を持つ人の意味で使用することができます。

熟語「be good at」を使いこなそう

be good at」は何かの行為を「上手にできる」「するのが得意」という時に使う熟語でした。その能力は主に経験を積んだ結果、あるいは訓練をした結果獲得した能力で、失敗しないですることができるという意味合いを持っています。

この意味合いを意識して使うようにしてくださいね。
ただし、その得意としている行為、上手な行為を職業としている人に使うことは不適切です。「プロ並みの腕前」というように評価、感心する時に使ってみるのもいいかもしれません。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
" /> 【英語】1分でわかる!「be good at …」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語 – Study-Z
英語の熟語

【英語】1分でわかる!「be good at …」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

この記事では英語の熟語「be good at」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「…するのが上手」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC865点で、フリーのビジネスコンサルタント兼ライターmatatabizを呼んです。一緒に「be good at」の意味や例文を見ていきます。

ライター/サシスセソー

フリーのビジネスコンサルタント。20年来英語圏のヘルスケアビジネス・サービスの調査に携わる。

熟語「be good at」の意味は?

image by iStockphoto

be good at」の「good」はある人が何かをするために必要とされる能力を持っている状態、つまり何かを上手にできることを意味する「good」です。この能力は、生まれながらに身につけている技能と、時間をかけて経験を積んだ結果身に着けた技能の両方を対象にします。ただ、料理人やプロのスポーツ選手というように、ある技能の専門家には使いません。

意味 「…するのが上手である、得意である」

何かを「上手にできる」、「するのが得意」という時に「be good at」を使うことができます。前置詞「at」の後ろには対象となる何かを表す名詞を置いてください。

主に経験を積んだ結果、あるいは訓練をした結果、特定の技術や能力を獲得して失敗しない実践できる状態を表現する時に使います。
この失敗しないでできる技術や能力というところがポイントです。

Mari is very good at fixing things in a home.
マリは家の片付けが上手です。

My father is good at cooking as he experienced business bachelor for many times.
父は何度も単身赴任を経験しているので、料理が上手です。

Joe has been practiced Soroban for years and he is good at calculation without calculator.
ジョーは何年もそろばんをやっているので、暗算が得意です。

意味 「…するのが上手である、得意である」(つづき)

なお、対象が生き物(人間、動物)の場合はbe good with」と前置詞は「with」を使いますよ。

My mother is really good with children as she was a nanny in her youth.
母は若い時分に子守の仕事をしていたので、本当にこどもの扱いが得意です。

Vice president of our company is good with animals.
わたしの勤務先の副社長は動物の扱いが上手です。

また体の一部や道具を使って何かを上手にできる、主に指先を使うのが上手なことを表現する時には「be good with」を使います。
例えば、He is good with his hands. は彼は手先が器用であるという意味になりますよ。

\次のページで「熟語「be good at」の言い換えや、似た表現は?」を解説!/

次のページを読む
1 2 3
Share: