この記事では英語の熟語「to be honest」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「正直〔率直〕に言うと」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC850点で、オーストラリアに住んで10年になるライターakikoを呼んです。一緒に「to be honest」の意味や例文を見ていきます。

ライター/akiko

日本では英文学、オーストラリアでは国際貿易とマーケティングを専攻。シドニーに住んで10年、ネイティブが実際に使う自然な英語を紹介する。

熟語「to be honest」の意味は?

image by iStockphoto

「to be honest」「正直〔率直〕に言うと」という意味で、若干言いにくいことを思い切って言う、というニュアンスで使われるフレーズです。イメージとしては日本語の「ぶっちゃけ」に近いですね。基本的にカジュアルなフレーズで、友達とのメッセージのやりとりで使う時などには「TBH」と略される事も多いです。では実際の使い方を見ていきましょう。

意味「正直〔率直〕に言うと」

「to be honest」は文頭、文末どちらに置いてもOKです。一つ目の例文の様に、「to be honest」が文頭に来る場合には、「、」(コンマ)を付けて、次の文に繋げます。二つ目の文の様に「to be honest」の後に「with you」を付けるケースも良くありますね。最後の例文は文末に「to be honest」が来ていますが、この場合は「to be honest」の前にコンマは必要ありません。例文を見てわかる様に、「to be honest」は何か言いにくい事、つまりネガティブな内容を指すケースが多いです。

To be honest, he is not suitable for this job.
率直に言って、彼はこの仕事に向いていない。

「What do you think about my new shoes?」「To be honest with you, I don't like them.」
「僕の新しい靴どう思う?」「正直に言うと、僕は好きじゃないな。」

I didn't want to play the piano to be honest.
ぶっちゃけピアノなんて弾きたくなかった。

熟語「to be honest」の言い換えや、似た表現は?

「to be honest」の言い換えには、「honestly」「to tell you the truth」「as a matter of fact」があります。それぞれ使い方を見ていきましょう。

\次のページで「言い換え例:「honestly」、「to tell you the truth」、「as a matter of fact」を使った言い換え」を解説!/

言い換え例:「honestly」、「to tell you the truth」、「as a matter of fact」を使った言い換え

最初の例文に出ている「honestly」は「to be honest」と使い方やニュアンスはほとんど一緒ですが、「honestly」は動詞や形容詞を修飾する副詞なので、文中での位置は文頭、文末に限らないという点が異なっています。二つ目の例文の「to tell you the truth」も「to be honest」とほとんど同じですが、こちらは文頭に置かれる事が多いです。また、「you」を省略して「to tell the truth」と言う場合もあります。三つ目の例文の「as a matter of fact」は少しフォーマルな表現なので、レポートやプレゼンテーションで「実は…」と言いたい時にはこの表現を使うと良いでしょう。

I honestly found him unattractive although he was a nice person.
彼は良い人だったけどぶっちゃけ全然タイプじゃなかった。

「To tell you the truth, I am a vegan.」「 What? I already cooked steak for you!」
「実は私ビーガンなの。」「は?もうステーキ焼いちゃったんだけど。」

As a matter of fact, this strategy didn't improve sales.
実際の所、この戦略で売り上げは改善しなかった。

熟語「to be honest」を使いこなそう

この記事では熟語「to be honest」の使用例や、他の表現での言い換えパターンを説明しました。日常会話やメッセージなどで大変良く使われる表現で、言いにくい事を言う時にワンクッション置ける表現なのでとても便利です。ただ、実際にネイティブの人にもいるのですが、便利だからといって大して衝撃発言でもないのに何にでも「to be honest」と口癖の様に言っていると、耳障りに感じる人が多いので気をつけましょう!

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
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英語の熟語

【英語】1分でわかる!「to be honest」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

この記事では英語の熟語「to be honest」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「正直〔率直〕に言うと」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC850点で、オーストラリアに住んで10年になるライターakikoを呼んです。一緒に「to be honest」の意味や例文を見ていきます。

ライター/akiko

日本では英文学、オーストラリアでは国際貿易とマーケティングを専攻。シドニーに住んで10年、ネイティブが実際に使う自然な英語を紹介する。

熟語「to be honest」の意味は?

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「to be honest」「正直〔率直〕に言うと」という意味で、若干言いにくいことを思い切って言う、というニュアンスで使われるフレーズです。イメージとしては日本語の「ぶっちゃけ」に近いですね。基本的にカジュアルなフレーズで、友達とのメッセージのやりとりで使う時などには「TBH」と略される事も多いです。では実際の使い方を見ていきましょう。

意味「正直〔率直〕に言うと」

「to be honest」は文頭、文末どちらに置いてもOKです。一つ目の例文の様に、「to be honest」が文頭に来る場合には、「、」(コンマ)を付けて、次の文に繋げます。二つ目の文の様に「to be honest」の後に「with you」を付けるケースも良くありますね。最後の例文は文末に「to be honest」が来ていますが、この場合は「to be honest」の前にコンマは必要ありません。例文を見てわかる様に、「to be honest」は何か言いにくい事、つまりネガティブな内容を指すケースが多いです。

To be honest, he is not suitable for this job.
率直に言って、彼はこの仕事に向いていない。

「What do you think about my new shoes?」「To be honest with you, I don’t like them.」
「僕の新しい靴どう思う?」「正直に言うと、僕は好きじゃないな。」

I didn’t want to play the piano to be honest.
ぶっちゃけピアノなんて弾きたくなかった。

熟語「to be honest」の言い換えや、似た表現は?

「to be honest」の言い換えには、「honestly」「to tell you the truth」「as a matter of fact」があります。それぞれ使い方を見ていきましょう。

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