
死海ではどうして浮くの?海水濃度と密度について理系ライターがわかりやすく解説

塩分濃度がすごく高く、プカプカ浮かんでしまうアラビア半島にある湖だ。「塩分濃度があまりに高いため浮いてしまう」。こんな記述をよく見かける。
さて、なぜ塩分濃度が高いと浮かびやすいのか?理系ライターのR175と一緒に考えていこう。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/R175
関西のとある理系国立大出身。エンジニアの経験があり、身近な現象と理科の教科書の内容をむずびつけるのが趣味。教科書の内容をかみ砕いて説明していく。
2.海水の濃度と密度
一般的な海水は塩分濃度が3.4%。
問1 この海水100gに、水と塩はそれぞれ何gあるでしょうか?
問2 濃度96.6%の海水の密度はいくらですか?ただし、塩3.4gの体積は無視できるものとします。
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