
【英語】1分でわかる!「a second」の意味・使い方・例文は?ドラゴン桜と学ぶ英語主要熟語

端的に言えばこの熟語の意味は「少しの間」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
TOEIC850点で、オーストラリアに住んで10年になるライターakikoを呼んだ。一緒に「a second」の意味や例文を見ていくぞ。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/akiko
日本では英文学、オーストラリアでは国際貿易とマーケティングを専攻。シドニーに住んで10年、ネイティブが実際に使う自然な英語を紹介する。
熟語「a second」の意味は?

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「a second」は直訳すると「1秒」ですが、転じて「少しの間」という意味になります。具体的に何秒を表していると決まっている訳ではありません。口語では「a sec」と省略される事も多いですね。誰かに少しの間待ってもらう時に良く使われます。では実際の使い方を見てみましょう。
意味「少しの間」
一つ目の例文の様に、誰かに少し待っててもらいたい時に使う「Give me a second.」という表現は良く使うのでそのまま覚えましょう。
二つ目の例文では、「Hold on a sec」と言っていますが、この様に、何かに対してびっくりしたり、少し苛立っている、違う意見を言いたいというニュアンスを含んでいる場合もあります。また、二つ目の例文の様に「second 」が省略されて「sec」となる場合も多いですね。
最後の例文では、すぐにという意味で「a second 」が使われています。基本的に「少しの間」という意味の「a second」はカジュアルな表現ですが、ビジネスシーンなどで誰かに待ってもらう際に丁寧に話したい場合は、「please」をつけて「Just a second please」としてみましょう。
「When are you free next week?」「 Give me a second, let me check my schedule.」
「来週いつがあいてる?」「ちょっと待って、予定確認するから。」
「I’m gonna marry your brother.」「Hold on a sec, why didn’t anyone tell me about that?」
「あなたのお兄さんと結婚するの。」「ちょっと待って。なんで誰も言ってくれなかったの?」
Don’t hang up. I’ll be back in a second.
電話切らないでね。すぐに戻ってくるから。

ここで見たように、熟語「a second」は「少しの間」という意味だ。略されて「a sec」となる事も多いぞ。「Give me a second」や「Hold on a second」は良く使う表現だから覚えておけ。どれもカジュアルな表現だが、丁寧に言いたい場合は「please」をつけるといいぞ。
熟語「a second」の言い換えや、似た表現は?
「a second」に似た表現として、「a minute」、「a moment」があります。それぞれ直訳すると「1分」、「瞬間」ですが、意味としては「a second」と同じ、「少しの間」です。どの言い方がより長い時間を表しているというわけではありませんが、違いとしては「a moment」は丁寧な印象になるのでシーンによって使い分けましょう。
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