この記事では英語の熟語「be based on ...」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「基づく」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

中高生に英語や数学など、指導豊富なライター要を呼んです。一緒に「be based on ...」の意味や例文を見ていきます。

ライター/要

塾講師を5年していた経験がある。留学経験があり、学生時代は留学生と英語でコミュニケーションを取っていた。日本語とは違った英語の感覚をわかりやすく伝える。

熟語「be based on ...」の意味は?

image by iStockphoto

熟語「be based on ...」は、「...に基づく」という意味です。意味は1つですが、前置詞「on」を変えることで意味も変わる場合もあるので、しっかりと覚えましょう。

意味「...に基づく」

熟語「be based on ...」は、「...に基づく」や「 準拠している」と訳されます。事実や原則、情報などに意見や考え方の基礎を置くというニュアンスです。

また、「based in ...」で「...に本拠地を置く」という意味になります。本社や活動の中心などを配置するというニュアンスです。「be  based in ...」という形で使用するケースが多くあります。

名詞として「base」が使用される場合には、紹介した2つの動詞としての意味を用いて「基礎」や「根拠」、「基地」や「本部」と意味を持っているのです。他にも多くの意味があるので、ぜひチェックして覚えてみてくださいね。

His theory is based on careful research result.
彼の理論は、入念な研究結果に基づいています。

In my company, promotion is based on merit.
私の会社において、昇進は実力次第です。

The new rule will be executed based on this.
新しいルールは、これに基づいて実施されます。

熟語「be based on ...」の言い換えや、似た表現は?

熟語「be based on ...」を完全に言い換えることができる単語や熟語は、実は存在しません。「基づく」という意味を表すのは、「base」が基本となります。

そこで、「基づく」という意味に似た表現を2つご紹介しておきますね。

\次のページで「言い換え例:according toを使った言い換え」を解説!/

言い換え例:according toを使った言い換え

「according to ○○」を使うと、「○○に準じて」や「○○に従って」という意味を表すことがあります。一般的に知られている意味は、「○○によると」や「○○の言うところによれば」ですね。

「基づく」という意味とは少しニュアンスが違いますが、「○○をもとにすると」というニュアンスは同じです。例文をもとに、使用するシーンを想像しながら、使い分けを学んでみてください。

According to the weather forecast, it will ran tomorrow.
天気予報によると、明日は雨です。

He visited there according to his plan.
彼は計画に従ってそこを訪れました。

According to my mother, there is good restaurant around here.
私のお母さんの話では、このあたりにいいレストランがあるよ。

言い換え例:be ascribed to ...使った言い換え

「be ascribed to ...」は、「帰する」や「...のせいだ」という意味になります。もともとascribeは、「...に刻みつける」という意味です。「○○ be ascribed to ...」の形にすることで、「○○の原因がBに帰する、Bのせいだ」という訳になります。

「○○ be ascribed to ...」の言い換えは、「be attributed to」で可能です。ただ、「○○ be ascribed to ...」は感情ではなく論理的な表現になります。

「基づく」という意味とは少し違いますが、「...がもと(原因)になって」というニュアンスが似ていますね。

His poverty is not ascribed to bad luck. 
彼が貧乏な原因を不幸のせいにするべきではありません。

This melody has been ascribed to Haydh.
このメロディーは、ハイドン作とされています。

Your failure is to be ascribed to want of diligence.
あなたの失敗のげんいんを、勤勉さが不足していたせいにするべきではありませ。

熟語「be based on ...」を使いこなそう

この記事では熟語「be based on ...」の意味や、似た表現についてご紹介しました。基本的には「基づく」という意味で、頻繁に使われる表現なので、しっかり覚えておきましょう。

100%言い換えることはできませんが、「according to」や「be ascribed to ...」など似た意味を持つ表現はたくさんあります。少しずつ覚えていきましょうね。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
" /> 【英語】1分でわかる!「be based on …」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語 – Study-Z
英語の熟語

【英語】1分でわかる!「be based on …」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

この記事では英語の熟語「be based on …」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「基づく」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

中高生に英語や数学など、指導豊富なライター要を呼んです。一緒に「be based on …」の意味や例文を見ていきます。

ライター/要

塾講師を5年していた経験がある。留学経験があり、学生時代は留学生と英語でコミュニケーションを取っていた。日本語とは違った英語の感覚をわかりやすく伝える。

熟語「be based on …」の意味は?

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熟語「be based on …」は、「…に基づく」という意味です。意味は1つですが、前置詞「on」を変えることで意味も変わる場合もあるので、しっかりと覚えましょう。

意味「…に基づく」

熟語「be based on …」は、「…に基づく」や「 準拠している」と訳されます。事実や原則、情報などに意見や考え方の基礎を置くというニュアンスです。

また、「based in …」で「…に本拠地を置く」という意味になります。本社や活動の中心などを配置するというニュアンスです。「be  based in …」という形で使用するケースが多くあります。

名詞として「base」が使用される場合には、紹介した2つの動詞としての意味を用いて「基礎」や「根拠」、「基地」や「本部」と意味を持っているのです。他にも多くの意味があるので、ぜひチェックして覚えてみてくださいね。

His theory is based on careful research result.
彼の理論は、入念な研究結果に基づいています。

In my company, promotion is based on merit.
私の会社において、昇進は実力次第です。

The new rule will be executed based on this.
新しいルールは、これに基づいて実施されます。

熟語「be based on …」の言い換えや、似た表現は?

熟語「be based on …」を完全に言い換えることができる単語や熟語は、実は存在しません。「基づく」という意味を表すのは、「base」が基本となります。

そこで、「基づく」という意味に似た表現を2つご紹介しておきますね。

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