化学

これで「塩基」はバッチリ!3つの定義と分類や検出方法を未来の科学者ライターがわかりやすく解説

pOH(水酸化物イオン指数)

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OpenStax College – Anatomy & Physiology, Connexions Web site. http://cnx.org/content/col11496/1.6/, Jun 19, 2013., CC 表示 3.0, リンクによる

pOHとは、水溶液の塩基性がどれだけ強いかを表す指標で、この値は基本的に0~14の値を取り、0に近づくほど塩基性が強いことを示します。

逆にpH(水素イオン指数)という指標もあり、実際はこちらの方がメジャーなのですが、このpHとpOHは足し合わせると14になることが知られており、pOHの値が分かれば水素イオン指数を求めることが可能となるのです。

pHも基本的に0~14の値を取りますが、この値は14に近づくほど塩基性が強くなります。

塩基の検出

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最後に、塩基の検出方法を紹介しましょう。いろいろな方法で検出することが可能ですが、中でも最もオーソドックスな方法は、指示薬を用いる検出でしょう。

これをおこなった場合の反応を、項目で並べてみます。

・赤色リトマス紙に塩基性水溶液を垂らすと、青色に変色する。

・BTB溶液に塩基性水溶液を加えると、青色に変色する。

・塩基性溶液にフェノールフタレインを加えると、赤色に変色する。

胃の中の粘膜の成分でもある「塩基」

私たちの身の回りにも、塩基は多く存在しています。

例えば、掃除の時に使う重曹や、お風呂で使うシャンプー、そして胃の中の粘膜にも塩基が使われているのです。

また塩基は、ソーダ工業などの工業と深くかかわってきた物質でもあるため、塩基は人類文明の発展に長く付き合ってきた物質だということができるでしょう。

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