この記事では英語の熟語「endow A with B」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「AにBを授ける」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC880点で、現役の大学生であるライターTakaosushiを呼んです。一緒に「endow A with B」の意味や例文を見ていきます。

ライター/Takaosushi

英語を勉強することが好きで英語科に通う大学3年生。英語を言語学としても勉強する筆者が詳しく解説していく。

熟語「endow A with B」の意味は?

image by iStockphoto

「endow A with B」には「AにBを授ける」「AにBを寄付する」という意味があります。この単語は昔のフランス語からきており、「en(中に)」+「doto(授ける)」の組み合わせからできている単語です。

ちなみに現代ではあまり身近ではありませんが、花嫁が嫁ぐ際に持っていくお金を持参金(dowry)と言います。この「dowry」も語源は同じです。

意味その1 「AにBを授ける」

まず「endow A with B」には「AにBを授ける」という意味がありますが、これは受け身で使われることが多く「生まれながら授かった才能や能力など」について述べる際に使われます。「神から〜を授かった」というニュアンスです。

それでは例文を見ていきましょう。

She is endowed with the artistic talent.
彼女は芸術的才能に恵まれている。

He is endowed with the sense of humour.
彼は生まれながらユーモアのセンスがある。

That country is endowed with natural resources.
その国は天然資源に恵まれている。

意味その2 「AにBを寄付する」

また「endow A with B」には「AにBを寄付する」という意味もあり、「〜基金」のことを「〜endowment」といったりします。

それでは例文を見ていきましょう。

She endowed UNICEF with her fortune.
彼女はユニセフに財産を寄付した。

I endowed the hospital with a large sum of money.
私は病院に多額のお金を寄付した。

He endowed the school with lands.
彼は学校に土地を寄付した。

\次のページで「熟語「endow A with B」の言い換えや、似た表現は?」を解説!/

熟語「endow A with B」の言い換えや、似た表現は?

次に「endow A with B」のそれぞれの意味の言い換え表現を紹介していきます。

言い換え例:「be gifted with」を使った言い換え

先程「endow A with B」は受け身で使われることが多いと書きましたが、「be gifted with」を使うと、「be endowed with」を言い換えることができます。

プレゼントのことを「gift」というように、「天から与えられた先天的な才能」という意味でもこの「gift」は使われ、「be gifted with」は「〜の能力、才能などがある」という意味の表現です。

それでは例文を見ていきましょう。

You are gifted with creative talent.
君は創造的な才能を持っている。

She is gifted with both wits and beauty.
彼女は才色兼備だ。

He is gifted with languages.
彼は語学の才能がある。

言い換え例:「donate」を使った言い換え

「donate」を使うと、「〜を寄付する」という意味を言い換えることができます。「give」の方が一般的ではありますが、臓器提供のことを「organ donation」と言ったりするように比較的使われる場面は多い単語です。

それでは例文を見ていきましょう。

I donated my blood.
私は献血をした。

She donated her fortune to the Red Cross.
彼女は財産を赤十字へ寄付した。

He donated money to the charity.
彼は慈善事業にお金を寄付した。

\次のページで「熟語「endow A with B」を使いこなそう」を解説!/

熟語「endow A with B」を使いこなそう

この記事では熟語「endow A with B」の使用例や、他の表現での言い換えパターンを説明しました。語源を合わせて覚えておくと、ボキャブラリーの幅が広がりますよ!

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
" /> 【英語】1分でわかる!「endow A with B」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語 – Study-Z
英語の熟語

【英語】1分でわかる!「endow A with B」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

この記事では英語の熟語「endow A with B」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「AにBを授ける」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC880点で、現役の大学生であるライターTakaosushiを呼んです。一緒に「endow A with B」の意味や例文を見ていきます。

ライター/Takaosushi

英語を勉強することが好きで英語科に通う大学3年生。英語を言語学としても勉強する筆者が詳しく解説していく。

熟語「endow A with B」の意味は?

image by iStockphoto

「endow A with B」には「AにBを授ける」「AにBを寄付する」という意味があります。この単語は昔のフランス語からきており、「en(中に)」+「doto(授ける)」の組み合わせからできている単語です。

ちなみに現代ではあまり身近ではありませんが、花嫁が嫁ぐ際に持っていくお金を持参金(dowry)と言います。この「dowry」も語源は同じです。

意味その1 「AにBを授ける」

まず「endow A with B」には「AにBを授ける」という意味がありますが、これは受け身で使われることが多く「生まれながら授かった才能や能力など」について述べる際に使われます。「神から〜を授かった」というニュアンスです。

それでは例文を見ていきましょう。

She is endowed with the artistic talent.
彼女は芸術的才能に恵まれている。

He is endowed with the sense of humour.
彼は生まれながらユーモアのセンスがある。

That country is endowed with natural resources.
その国は天然資源に恵まれている。

意味その2 「AにBを寄付する」

また「endow A with B」には「AにBを寄付する」という意味もあり、「〜基金」のことを「〜endowment」といったりします。

それでは例文を見ていきましょう。

She endowed UNICEF with her fortune.
彼女はユニセフに財産を寄付した。

I endowed the hospital with a large sum of money.
私は病院に多額のお金を寄付した。

He endowed the school with lands.
彼は学校に土地を寄付した。

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