
【東大生100人に聞いた!】東大生が読んだ本を現役東大生が紹介!
今回はYouTube「ドラゴン桜チャンネル」から、【東大生が読んだ本】についてお届けします。
東大生は本を読んでいるのか?
西岡さんが「東大生の本棚」という本を書くにあたって、東大生に読んだ本についてアンケートや取材を行ったそうです。そこで今回は、東大生はたくさん本を読んでいるのか、それとも勉強ばっかりして意外に本を読んでいないのか、さらにどんな本を読んでいるのか、について西岡さんにお話を聞きました。

東大生の本棚 「読解力」と「思考力」を鍛える本の読み方・選び方
単行本 > 読書法
日本能率協会マネジメントセンター
西岡 壱誠(著)

本をたくさん読んでいることが基礎の教養を上げることになるから、国語だけではなく、古典、世界史、日本史、地理などの問題も、本を読んでいる人のほうが自然に解きやすくなるよね。
東大生が読んだ本は?

image by Study-Z編集部
西岡さんは東大生100人にアンケート、さらに1時間本について聞くという独自取材を行い、その結果、東大生は当たり前に本を読んでいるということが判明したと言っています。東大生が読んできた本を年齢別に見ていきましょう。

本を読んで教養を得て、それを自分に活かすということは東大入試でも求められるし、東大の授業を受けていても求められるぞ!
小学生の時に読んだ本
東大生が小学生の時に読んでいた本は時雨沢恵一著「キノの旅」です。

キノの旅 the Beautiful World (電撃文庫)
Kindle版 > ライトノベル
KADOKAWA
時雨沢 恵一(著),黒星 紅白(イラスト)
「キノの旅」のあらすじ
旅人のキノが様々な国を旅する短編小説で、1冊の中でいろいろな架空の国が出てきます。キノは1つの国に滞在する期間は3日間だけと決めていて、「3日でその国を知り自分なりの考えを持つ」という旅を続けていく、というお話。2回くらいアニメ化されているそうです。

現代版ガリバー旅行記みたいなもんだね。
キノが行った国

image by Study-Z編集部
風刺がきいた架空の国がたくさん登場しますが、なかでも西岡さんは面白いと思った国を紹介してくれました。それは、すべての仕事を機械がやってくれるので、人間は働かなくて良い国だそうです。その国で、キノはサラリーマンが走って会社に行って「遅刻しちゃった」と言っているのを目撃します。人間は働かなくて良いはずなのに、どうしてだろうと思ったキノが質問すると、「人間は毎日きちんと会社に行って、仕事をしている風なことをしなくてはならない。毎日会社に行ってストレスをもらうことが大切だ」とその国の人が語ったそうです。
連作短編なのでいろいろな話があり、中にはグッときて泣けるお話もあるそうですよ。また、キノだけではなく他の旅人も2人くらい登場します。
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