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第二次世界大戦が起こった真実とは?現役東大生とドラゴン桜桜木がわかりやすく解説!

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なるほど!ビスマルクが産業革命を推し進めて鉄血政策を進めることができたのは、アルザス・ロレーヌ地方の鉄鉱石と石炭が重要だったんだ!

第一次世界大戦勃発!

産業革命に成功し世界一とも言われる工業力を手に入れたドイツは、圧倒的な力で勝利を確信して第一次世界大戦を始めた、と西岡さんは言っています。同時に、イギリスなどはドイツと自国の工業力を比べて脅威を感じ始めていました。イギリスは、第一次産業革命こそ一番最初に達成したものの、第二次産業革命に乗り遅れていたそう。石炭や鉄鉱石を使ったドイツ的な第二次産業革命には乗り遅れていたため、ドイツに脅威を感じていたというわけです。一方で、アルザス・ロレーヌ地方を奪われたフランスはなんとかしてこの地方を取り戻そうと考えます。

第一次世界大戦とその後

第一次世界大戦とその後

image by Study-Z編集部

第一次世界大戦時にフランスはロシアと手を組みました。この時代のロシアはまだ帝政、つまり王様がいて広い国土を支配している時代で、フランスはナポレオンの時代から民主主義なので、ドイツもイギリスもまさかフランスとロシアが手を組むとは考えていませんでした。結果、ロシアを手を組んで「打倒ドイツ!」と言い出したフランスが勝利し、アルザス・ロレーヌ地方を奪還します。第一次世界大戦でフランスが勝ち、フランスをはじめとした国々はドイツに恨みが大きかったためとてつもない賠償金を要求したそうです。天文学的な賠償金を請求され、資源が豊富なアルザス・ロレーヌ地方までフランスに奪還されたドイツは、その後第二次世界大戦までの間大いに苦しむことになります。

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富の分配が歴史の大きな要因になっていて、初期の文明では、水をどのように手に入れるのかが重要だったので水を奪い合っていた。それが第一次世界大戦や第二次世界大戦では石炭になっている!

第二次世界大戦は第一次世界大戦の延長

第二次世界大戦は第一次世界大戦の延長

image by Study-Z編集部

第一次世界大戦と第二次世界大戦はセットみたいなもので、ドイツが周りと揉め、その時の喧嘩の仲直りの仕方が悪かったから、問題が全然解決していなくて、そのまま第二次世界大戦へと突入してしまったと桜木先生は言っています。戦争が終わった後、どのような和平条約を結ぶのかということがすごく重要になりますが、第一次世界大戦ではそれができていなかったというわけです。賠償金でドイツが苦しみフランスに恨みを持っているときにヒトラーが台頭し、第二次世界大戦のきっかけになったとも言えるでしょう。もし、第一次世界大戦の後、ドイツをそれほどまで苦しめなかったら、第二次世界大戦は起きなかったかもしれない、と西岡さんは言っています。

アルザス・ロレーヌ地方の石炭が第一次世界大戦と第二次世界大戦の原因だという説は西岡さんだけが唱えているわけではなく、ヨーロッパの人はみんなそう思っているそうです。現在EUの主要な機関は、ベルギーもしくはフランスとドイツの国境辺りであるアルザス・ロレーヌ地方の辺りに多く存在します。つまり、これからは資源の取り合いをやめ、ここの資源はEU全体で活用しましょうということで欧州石炭鉄鋼共同体が設立され、そこから今のEUに発展したそうです。

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西岡君の本では、ソ連崩壊の本当の理由は石油をめぐる争いに源泉があった、という解説もあったな!興味があれば西岡君の本を読んでみてくれ!

\次のページで「第二次世界大戦の原因は石炭だった!」を解説!/

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