
【ドラゴン桜桜木おすすめ】受験生が絶対読むべき本3冊はこれだ!
今回はYouTube「ドラゴン桜チャンネル」から、【受験生におすすめの本】についてお届けします。
受験生必読!桜木先生おすすめの本3選!

image by Study-Z編集部
2浪の末東大に合格した現役東大生の西岡さんが、桜木先生の本棚を見たい、どんな本を読んでいるのか、高校時代や大学時代にどんな本を読んだのかを知りたいとお願いしたので、今回は桜木先生が読んだ本の中から、受験生におススメの本を紹介していきましょう。
桜木先生は、教科書や問題集で学んでも面白くないから、関連した内容を本で読みそのことに興味を持てるような状態に自分を持っていった、と言っています。本を読んで内容に興味を持つことで、勉強のモチベーションを上げていったという方法ですね。

俺の読んできた本は結構マニアック!
桜木先生おすすめの本その1
受験生に向けて桜木先生がおすすめするのは、清水義範著「国語入試問題必勝法」。受験生が読むと気分がスカッとする本だ、と桜木先生は言っています。まるで問題集みたいなタイトルですが、ゆっくり読む人でも15分もあれば読み終わる短編小説です。東大の入試問題の解き方について、桜木先生が解説した内容と似たようなことが書いてある本で、国語の入試問題の解き方にも触れている作品だそうですよ。

国語入試問題必勝法 (講談社文庫)
文庫 > 日本文学
講談社
清水 義範(著)
「国語入試問題必勝法」の魅力とは?

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入試問題の文章は結構難しくて、意味を捉えにくい表現もい非常に多くあります。そのような問題を解いていると、「わからない自分のほうが悪いんだろうな」「世間にはこれを難しいとは思わず理解して当たり前っていう人がいるんだろうな」という気持ちになりますが、この小説には「問題の文章は難しくてほとんどの人が意味をわかっていない」という表現や「ただ問題になっているだけだよ」という表現があり、入試問題について皮肉たっぷりに書いてありますよ。入試に対して少し引いて客観的に書いてあるので、張りつめている受験生の気持ちを楽にしてくれる、受験生にとって少しは役立つかなという面もあるおすすめの本だ、と桜木先生は言っています。

入試問題は「どうでもいいや」「わかんないのは自分の責任じゃない」くらいの気持ちになったりできるとすごくいい。次からマニアックになってくるぞ!
桜木先生おすすめの本その2
次に桜木先生がおすすめするのは「Xのアーチ」スティーブ・エリクソン著、柴田元幸(訳)。ほとんどもう絶版だそうですが、桜木先生の人生にすごく影響をたくさん与えた本です。
主人公は、独立宣言で有名なトマス・ジェファーソン(第3代アメリカ合衆国大統領)と彼の黒人奴隷サリー。自由を最も大切にしていた人、アメリカの自由の精神を作った人というイメージのあるトマス・ジェファーソンは、奴隷の開放に賛成していましたが、実際はアメリカが独立する際に奴隷制度を残しています。その理由が愛の物語として描かれた作品です。

Xのアーチ (集英社文庫)
文庫 > 英米文学
集英社
スティーヴ・エリクソン(著),柴田 元幸(翻訳)
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