
エモさを見出すと勉強が好きになる!世界史と日本史のエモい話6選を現役東大生とドラゴン桜桜木が紹介
今回はYouTube「ドラゴン桜チャンネル」から、【知れば勉強が好きになるエモい話】についてお届けします。
現役東大生が選んだ!エモい話世界史編

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勉強するときに教科書を読んでみてもなかなか頭に入ってこない、感情が一緒についてこないと話を面白く感じることはできない、と桜木先生は言っています。勉強するうえでも、エモいというのはすごく大事なことです。そこで、今回は現役東大生の西岡さんに、世界史と日本史からそれぞれ3つずつエモいエピソードを紹介してもらいましょう。

勉強はまじめに学んじゃダメだ。エモく学ぶ。それが大事だ!
世界史のエモい話その1

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「パンがないならケーキを食べればいいじゃない」は、マリーアントワネットのセリフとして有名ですが、実はこんなことは言っていなかったそうです。マリーアントワネットは、実はものすごく良い人だったのですが、フランス革命のときに悪いイメージをつけられて、処刑されてしまいました。マリーアントワネット王妃は、「私は夫に再会するという判決を受けただけだ」と処刑の前に言ったそうです。マリーアントワネット王妃が愛したルイ16世は、「この血が流れることが最後になるといい」と毅然とした態度で言い、先に処刑されていました。こうして、マリーアントワネットもルイ16世も毅然と死んでいったそうです。
フランス革命というのは誰も悪くないし、だれも正しくない、と西岡さんは言っています。その被害者であるマリーアントワネット王妃は、天国で最愛の旦那様と再会したもかもしれないな、と考えるとちょっと心が動かされませんか?マリーアントワネットたちを軸としてフランス革命を見ると、まったく違う世界が浮かび上がってくる、と桜木先生は言っていますよ。このような台詞は教科書に書いてあるわけではなく、また、歴史上の人物がこういうことを言いましたと言っても、本当かどうかわからないと言われてしまうかもしれませんが、台詞などがあったほうが感情移入しやすいでしょう。

これはエモい!いいエピソードじゃないか!エモいエピソードを知るとその人のことを好きになれる。好きになると、その人のことをもっと知りたいと思うようになるんだ!
世界史のエモい話その2

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次は、大英帝国の全盛期を築いたと言われているヴィクトリア女王の話です。ヴィクトリア女王は18歳でイギリスの女王になり、以降63年間女王を務めましたが、その全盛期は実は夫婦愛によって成立していたそう。旦那様は元ドイツ貴族のアルバートさんで、ヴィクトリア女王ははじめ、「今は国のことで大変だから自分は結婚はしません。」と言っていましたが、会った瞬間に一目ぼれしたそうです。この時期、万国博覧会の第一回がロンドンで開催され、クリスタル・パレスはアルバートの発案だったそう。
西岡さんが選んだヴィクトリア女王のエモいエピソードは、女王が旦那様アルバートと喧嘩したときのお話です。女王がアルバートに会いに行き、「女王です開けてください」とドアを叩くとアルバートは返事もしませんでした。次に女王が「アルバート、あなたの妻です」と言ったら「どうぞ」とドアを開けてくれたそうです。アルバートは結構若い時期に亡くなりましたが、ヴィクトリア女王は10年間喪に服したとのこと。それくらい愛し合っていて、この時期の繁栄はこの2人の愛によって築かれていた、という風に考えるとエモいと西岡さんは言っています。女王がどのように国を繁栄に導いたのか、という話は教科書に書いてありますが、その女王がプライベートと仕事でどのように悩んでいたかを知ると一気に興味が増しますね。

西岡君は愛に関する話が好きだな。
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