この記事では英語の熟語「Who's calling, please?」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「 どちらさまでしょうか?」ですが、電話で相手の名前を聞く時のお決まりの表現です。

個別指導塾で受験生の指導経験が豊富なライターさとみあゆを呼んです。一緒に「Who's calling, please?」の意味や例文を見ていきます。

ライター/さとみあゆ

個別指導塾で多くの受験生を指導してきた経験を持つ。そのノウハウを駆使し、受験生だけでなく社会人にも「使える英語」を伝授する。

熟語「Who's calling, please?」の意味は?

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日本語でも英語でも、主に電話で会話する時に用いるお決まりの表現があります。「Who's calling, please?」は、相手の名前を聞く時の常套句で、「どちらさまでしょうか?」という意味

話し言葉なので「Who is」より「Who's」と短縮して使う方が一般的です。

意味その1 「(電話で) どちらさまでしょうか?」

「もしもし」は「Hello.」、「○○と申しますが」は「This is ○○ speaking.」のように、主に電話の応対で用いられる表現がいくつかあります。「Who's calling, please?」は電話をかけてきた相手が名乗らなかった時に、名前を聞くためのフレーズです。

「call」には電話をかけるという意味があり、「Who's calling?」は直訳すると「誰が電話をかけていますか?」となります。丁寧な言い方にするためには、「please」を付けたり、文頭に「May I ask」を付けるといいでしょう。

Hello. May I speak to Masahiro?
もしもし。正広さんお願いします。
Who's calling, please?
どちらさまですか?

May I ask who's calling?
お名前を伺ってもよろしいでしょうか?

May I leave a message for Mr. Sato?
佐藤さんに伝言をお願いしたいんですが。
Certainly. Who's calling, please?
かしこまりました。お名前をお伺いできますか?

熟語「Who's calling, please?」の言い換えや、似た表現は?

「どちらさまですか?」と電話口で聞くための表現は色々ありますが、中にはビジネスシーンなどには不向きなものもあります。自信をもって電話応対ができるように、カジュアルなものからフォーマルなものまで、たくさんのフレーズを覚えておきましょう

\次のページで「言い換え例:「Who is this?」を使った言い換え」を解説!/

言い換え例:「Who is this?」を使った言い換え

「Who is this?」も相手に名前を聞く時のフレーズですが、カジュアルな表現で口調によっては少し失礼なイメージを与えてしまうかもしれません。直訳すると「これは誰ですか?」という意味になり、ビジネスではあまり耳にすることはありません。

またもっと乱暴な言い方として「Who are you?」が挙げられます。「あなた誰?」ぐらいの悪い印象を与えてしまうので、電話で応対する時には使わないように気を付けましょう。

Sorry, who is this?
すみませんが、誰ですか?

Is Jane there?
ジェーンいますか?
Who is this?
あなた、誰?

Excuse me, who is this?
しつれいですが、誰ですか?
This is Yumiko.
由美子です。

言い換え例:「Who am I speaking to?」を使った言い換え

「Who am I speaking to?」も同じような使い方をします。直訳すると「私は誰としゃべっていますか?」となりますが、ポイントは「this」や「you」ではなく、「I」が主語になっている点です。英語では相手を主語にした直接的な表現より自分を主語にする方が、婉曲的で丁寧な表現だと考えられています

「to」を「with」にした「Who am I speaking with?」や「Who am I talking to?」「Who am I talking with?」なども、同じようなニュアンスを持った丁寧な電話応対のフレーズです。

May I speak to Mr, Yamada?
山田さんはいらっしゃいますか?
He is out at the moment. Who am I speaking to?
ただいま外出中ですが、どちらさまでしょうか?

Thank you for calling.
お電話ありがとうございます。
By the way, who am I speaking with?
ところで、お名前をいただけますか?

熟語「Who's calling, please?」を使いこなそう

この記事では熟語「Who's calling, please?」の使用例や、他の表現での言い換えパターンを説明しました。ネイティブと電話で話す機会があっても、電話で使うフレーズがわからないと会話が続きません。「Who's calling, please?」などの決まった表現を覚えてしまうと、電話での会話が聞き取りやすくなりますよ。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
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英語の熟語

【英語】1分でわかる!「Who’s calling, please?」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

この記事では英語の熟語「Who’s calling, please?」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「 どちらさまでしょうか?」ですが、電話で相手の名前を聞く時のお決まりの表現です。

個別指導塾で受験生の指導経験が豊富なライターさとみあゆを呼んです。一緒に「Who’s calling, please?」の意味や例文を見ていきます。

ライター/さとみあゆ

個別指導塾で多くの受験生を指導してきた経験を持つ。そのノウハウを駆使し、受験生だけでなく社会人にも「使える英語」を伝授する。

熟語「Who’s calling, please?」の意味は?

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日本語でも英語でも、主に電話で会話する時に用いるお決まりの表現があります。「Who’s calling, please?」は、相手の名前を聞く時の常套句で、「どちらさまでしょうか?」という意味

話し言葉なので「Who is」より「Who’s」と短縮して使う方が一般的です。

意味その1 「(電話で) どちらさまでしょうか?」

「もしもし」は「Hello.」、「○○と申しますが」は「This is ○○ speaking.」のように、主に電話の応対で用いられる表現がいくつかあります。「Who’s calling, please?」は電話をかけてきた相手が名乗らなかった時に、名前を聞くためのフレーズです。

「call」には電話をかけるという意味があり、「Who’s calling?」は直訳すると「誰が電話をかけていますか?」となります。丁寧な言い方にするためには、「please」を付けたり、文頭に「May I ask」を付けるといいでしょう。

Hello. May I speak to Masahiro?
もしもし。正広さんお願いします。
Who’s calling, please?
どちらさまですか?

May I ask who’s calling?
お名前を伺ってもよろしいでしょうか?

May I leave a message for Mr. Sato?
佐藤さんに伝言をお願いしたいんですが。
Certainly. Who’s calling, please?
かしこまりました。お名前をお伺いできますか?

熟語「Who’s calling, please?」の言い換えや、似た表現は?

「どちらさまですか?」と電話口で聞くための表現は色々ありますが、中にはビジネスシーンなどには不向きなものもあります。自信をもって電話応対ができるように、カジュアルなものからフォーマルなものまで、たくさんのフレーズを覚えておきましょう

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