この記事では英語の熟語「be inclined to ○○」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「〜する傾向がある」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC880点で、現役の大学生であるライターTakaosushiを呼んです。一緒に「be inclined to ○○」の意味や例文を見ていきます。

ライター/Takaosushi

英語を勉強することが好きで英語科に通う大学3年生。英語を言語学としても勉強する筆者が詳しく解説していく。

熟語「be inclined to ○○」の意味は?

image by iStockphoto

「be inclined to ○○」には「〜する傾向がある」「〜したいと思う」という意味があり、「to」のうしろには動詞の原形がきます。

意味その1 「日本語訳のひとつの例」

まず「be inclined to ○○」には「〜する傾向がある」という意味がありますが、これは「incline」に「傾く」という意味があるからです。

それでは例文を見ていきましょう。

We are inclined to believe what we want to believe.
人は信じたいものを信じる傾向にある。

She is inclined to be lazy.
彼女は怠けがちだ。

My father is inclined to get angry easily.
私の父はすぐ怒りがちだ。

意味その2 「〜したいと思う」

また「be inclined to ○○」には「want to」と同じ意味で「〜したいと思う」という意味もあります。文章によっては「〜する傾向がある」という意味で使われているのか「〜したいと思う」という意味で使われているのか判断が難しい場合がありますので文脈を見ながら判断しましょう。

それでは例文を見ていきます。

I'm not inclined to go out today.
私は今日は出かけたくない。

I'm inclined to accept the proposal.
私はぜひその提案を受け入れたいと思う。

She was not inclined to be with him.
彼女は彼と付き合う気はなかった。

\次のページで「熟語「be inclined to ○○」の言い換えや、似た表現は?」を解説!/

熟語「be inclined to ○○」の言い換えや、似た表現は?

次に「be inclined to ○○」のそれぞれの意味の言い換え表現を紹介していきます。

言い換え例:「tend to」を使った言い換え

「tend to」を使うと、「〜する傾向がある」という意味を言い換えることができ、「be inclined to ○○」と同じく「to」のうしろには動詞の原形がきます。習慣について述べる際によく使われる表現です。

うしろに名詞がくる場合は「〜に貢献する」「〜に気を配る」という意味になります。

それでは例文を見ていきましょう。

She tends to bite her nails when she is nervous.
彼女は緊張するとよく爪を噛む。

I tend to get carsick.
私は車酔いしやすい。

People tend to be pessimistic when they are poor.
人は貧しい時悲観的になりがちだ。

言い換え例:「would like to」を使った言い換え

「would like to」を使うと、「〜したいと思う」という意味を言い換えることができ、「want to」よりも丁寧な表現でフォーマルな場面ではこの「would like to」の方が好まれます。

それでは例文を見ていきましょう。

I would like to accept your offer.
あなたの提案をぜひ受け入れたいと思います。

I'd like to work at a bank.
私は銀行で働きたいと思っています。

I'd like to introduce the new product today.
今日は新商品を紹介したいと思います。

\次のページで「熟語「be inclined to ○○」を使いこなそう」を解説!/

熟語「be inclined to ○○」を使いこなそう

この記事では熟語「be inclined to ○○」の使用例や、他の表現での言い換えパターンを説明しました。状態を表す表現なので使用する際は受け身の形にすることを忘れないようにしましょう!

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
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英語の熟語

【英語】1分でわかる!「be inclined to ○○」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

この記事では英語の熟語「be inclined to ○○」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「〜する傾向がある」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC880点で、現役の大学生であるライターTakaosushiを呼んです。一緒に「be inclined to ○○」の意味や例文を見ていきます。

ライター/Takaosushi

英語を勉強することが好きで英語科に通う大学3年生。英語を言語学としても勉強する筆者が詳しく解説していく。

熟語「be inclined to ○○」の意味は?

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「be inclined to ○○」には「〜する傾向がある」「〜したいと思う」という意味があり、「to」のうしろには動詞の原形がきます。

意味その1 「日本語訳のひとつの例」

まず「be inclined to ○○」には「〜する傾向がある」という意味がありますが、これは「incline」に「傾く」という意味があるからです。

それでは例文を見ていきましょう。

We are inclined to believe what we want to believe.
人は信じたいものを信じる傾向にある。

She is inclined to be lazy.
彼女は怠けがちだ。

My father is inclined to get angry easily.
私の父はすぐ怒りがちだ。

意味その2 「〜したいと思う」

また「be inclined to ○○」には「want to」と同じ意味で「〜したいと思う」という意味もあります。文章によっては「〜する傾向がある」という意味で使われているのか「〜したいと思う」という意味で使われているのか判断が難しい場合がありますので文脈を見ながら判断しましょう。

それでは例文を見ていきます。

I’m not inclined to go out today.
私は今日は出かけたくない。

I’m inclined to accept the proposal.
私はぜひその提案を受け入れたいと思う。

She was not inclined to be with him.
彼女は彼と付き合う気はなかった。

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