この記事では英語の熟語「stare at ...」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「…をじっと見つめる」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC915点で、海外居住経験も多いライターさくらを呼んです。一緒に「stare at ...」の意味や例文を見ていきます。

ライター/さくら

子供の頃から海外に興味を持ち、大学は英文科へ。留学、ワーキングホリデー、海外ボランティアなど8年以上の海外経験を持ち、三ヶ国語を話す。日常会話で使う表現を得意とする。

熟語「stare at ...」の意味は?

image by iStockphoto

英語で「見る」という動作を表す言葉はたくさんありますが、今回紹介する「stare at ...」もそのひとつです。「stare at ...」は「じっと見るめる」「凝視する」という意味。「見る」を英語でというと「look」「see」「watch」をよく使いますね。一般的にはこの三つでだいたい大丈夫ですが、「stare at ...」を使うともっと細かいニュアンスの「見る」を表現できますよ。

意味「じっと見る」

「stare at ...」は人などをじっと見ることです。「at」以下に見る対象のものを置きます。「stare」は一定の時間目を離さずに見ることで、特に驚きや怒りなどを感じたり、退屈でぼうっとしている時目を見開いて見つめることです。人の顔を見つめたり、宙を見つめるといった場合に前置詞は「into」が使われることもありますよ。

It is rude to stare at people like that.
人のことをそんな風にじっと見るのは失礼だ。

Will you stop staring at me? I didn't do anything!
じろじろ見るのやめてよ。私は何もしてないよ!

She stared at him in surprise.
彼女は驚いて彼を見つめた。

熟語「stare at ...」の言い換えや、似た表現は?

「見る」という英語表現はたくさんあります。「じっと見る」ことを意味する表現も「stare at ...」だけではありませんよ。よく似ているのが「gaze at ... 」と「peer at ... 」です。ニュアンスやイメージなどに少しずつ違いがありますので、それぞれ詳しく見てみましょう。

\次のページで「似ている表現:「gaze at / into ... 」」を解説!/

似ている表現:「gaze at / into ... 」

意味としては「stare at ...」とあまり違いがなく、何かをじっと見つめることです。しかし、「gaze at ... 」は「stare at ...」よりもポジティブなイメージで使われます。悪意や敵意を持って見るときは使いませんよ。尊敬や親愛、悲しみの眼差しで見つめるなど感情を持ってじっと見るときによく使います。また、物思いにふけって遠くを見つめるときも「gaze」です。

The girl was gazing at the dress longingly.
少女は憧れの眼差しでそのドレスを見つめていた。

She gazed into his eyes without a word.
彼女はだまってじっと彼の眼を見つめた。

The young man stood there alone, gazing at the starry sky.
若者は一人そこに立ち星空を見つめていた。

似ている表現:「peer at ... 」

「peer at ... 」は何か見えにくいものをじっと見ることです。入れ物の中をのぞいたり、暗い場所で物を見るときなどに使うことができます。興味を持って、見ようという目的を持って見る場合で、「覗き込む」といったニュアンスが含まれますよ。

She adjusted her glasses and peered at the car.
彼女はメガネをかけなおして車をじっと見た。

Bob peered into the darkness, trying to see the thing under the bed.
ボブはベッドの下にある物を見ようと暗がりを見つめた。

He peered at the children playing outside through the window.
彼は窓越しに外で遊ぶ子ども達を見つめた。

熟語「stare at ...」を使いこなそう

この記事では熟語「stare at ...」の使用例や、似ている表現を紹介しました。「じっと見る」という意味の表現だけでも三つもあるんですね。見るという動作は表情に大きく関連するので、それぞれの場合で見ている人の表情をイメージしながら映像化して覚えるといいですよ。映画のシーンや、好きなキャラクターをイメージしてみるのもいいでしょう。工夫しながら自分に合う覚え方を見つけてくださいね。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
" /> 【英語】1分でわかる!「stare at …」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語 – Study-Z
英語の熟語

【英語】1分でわかる!「stare at …」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

この記事では英語の熟語「stare at …」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「…をじっと見つめる」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC915点で、海外居住経験も多いライターさくらを呼んです。一緒に「stare at …」の意味や例文を見ていきます。

ライター/さくら

子供の頃から海外に興味を持ち、大学は英文科へ。留学、ワーキングホリデー、海外ボランティアなど8年以上の海外経験を持ち、三ヶ国語を話す。日常会話で使う表現を得意とする。

熟語「stare at …」の意味は?

image by iStockphoto

英語で「見る」という動作を表す言葉はたくさんありますが、今回紹介する「stare at …」もそのひとつです。「stare at …」は「じっと見るめる」「凝視する」という意味。「見る」を英語でというと「look」「see」「watch」をよく使いますね。一般的にはこの三つでだいたい大丈夫ですが、「stare at …」を使うともっと細かいニュアンスの「見る」を表現できますよ。

意味「じっと見る」

「stare at …」は人などをじっと見ることです。「at」以下に見る対象のものを置きます。「stare」は一定の時間目を離さずに見ることで、特に驚きや怒りなどを感じたり、退屈でぼうっとしている時目を見開いて見つめることです。人の顔を見つめたり、宙を見つめるといった場合に前置詞は「into」が使われることもありますよ。

It is rude to stare at people like that.
人のことをそんな風にじっと見るのは失礼だ。

Will you stop staring at me? I didn’t do anything!
じろじろ見るのやめてよ。私は何もしてないよ!

She stared at him in surprise.
彼女は驚いて彼を見つめた。

熟語「stare at …」の言い換えや、似た表現は?

「見る」という英語表現はたくさんあります。「じっと見る」ことを意味する表現も「stare at …」だけではありませんよ。よく似ているのが「gaze at … 」と「peer at … 」です。ニュアンスやイメージなどに少しずつ違いがありますので、それぞれ詳しく見てみましょう。

\次のページで「似ている表現:「gaze at / into … 」」を解説!/

次のページを読む
1 2
Share: