この記事では英語の熟語「be opposed to ...」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「…には反対である」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC880点で、現役の大学生であるライターTakaosushiを呼んです。一緒に「be opposed to ...」の意味や例文を見ていきます。

ライター/Takaosushi

英語を勉強することが好きで英語科に通う大学3年生。言語学としても英語を勉強する筆者が詳しく解説していく。

熟語「be opposed to ...」の意味は?

image by iStockphoto

「be opposed to ...」には「(人が)〜に反対である」「(物、事が)〜に対立している」という意味があり、うしろには名詞または動名詞がきます。

「oppose」自体も「〜に反対する」という意味ですが、「be opposed to ...」が「反対している」という状態を指す表現なのに対して「oppose」は「反対する」という動作を指す表現です。簡単に言うと「be opposed to ...」は「反対」の意思や意見を持っていることを表すのに対し、「oppose」はその「反対」の気持ちを行動で示す場合に使います。

意味その1 「(人が)〜に反対である」

まず「be opposed to ...」は主語にを伴って「〜に反対である」という意味で使われます。似たような意味の表現に前置詞「against」がありますが、「against」はかなりきつい言い方でとても直球な表現です。それに比べるとこの「be opposed to ...」は少しやわらかい表現になります。

Her father was opposed to her marriage.
彼女の父親は結婚に反対だった。

I'm opposed to going out today.
私は今日出かけることに反対だ。

He was opposed to the plan.
彼は計画に反対だった。

意味その2 「(物、事が)〜に対立している」

また、主語に人以外を伴って「〜に対立している」という意味で使うこともできます。

Their opinions were opposed to each other.
彼らの意見は対立していた。

The ideas of these two companies are opposed to each other.
その2つの会社の考えは対立している。

These countries are opposed to each other.
それらの国々は対立している。

\次のページで「熟語「be opposed to ...」の言い換えや、似た表現は?」を解説!/

熟語「be opposed to ...」の言い換えや、似た表現は?

次に「be opposed to ...」の言い換え表現を紹介していきます。

言い換え例:「disagree with」を使った言い換え

「disagree with」を使うと、言い換えることができ、この表現もうしろには名詞または動名詞がきます。「against」程きつい言い方ではなく「be opposed to ...」と同程度です。

She disagreed with the plan.
彼女は計画に反対だった。

I disagree with you.
私はあなたには同意できない。

He disagreed with her opinion.
彼は彼女の意見に反対だった。

言い換え例:「conflict with」を使った言い換え

「conflict with」を使うと、「~と対立している」という意味を言い換えることができます。「conflict」は名詞として使われることが多いですが動詞として「~と矛盾する」「~と衝突する」という意味で使われることもある単語です。

His opinion conflicted with hers.
彼の意見は彼女のものと対立した。

Her interests conflicted with mine.
彼女と私の利害は一致しなかった。

His plan conflicted with the company's concept.
彼の計画は会社のコンセプトと対立するものだった。

\次のページで「熟語「be opposed to ...」を使いこなそう」を解説!/

熟語「be opposed to ...」を使いこなそう

この記事では熟語「be opposed to ...」の使用例や、他の表現での言い換えパターンを説明しました。「~に反対している」という意味の表現はいくつかありますのでそれぞれ使い分けられるようにしましょう!

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
" /> 【英語】1分でわかる!「be opposed to …」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語 – Study-Z
英語の熟語

【英語】1分でわかる!「be opposed to …」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

この記事では英語の熟語「be opposed to …」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「…には反対である」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC880点で、現役の大学生であるライターTakaosushiを呼んです。一緒に「be opposed to …」の意味や例文を見ていきます。

ライター/Takaosushi

英語を勉強することが好きで英語科に通う大学3年生。言語学としても英語を勉強する筆者が詳しく解説していく。

熟語「be opposed to …」の意味は?

image by iStockphoto

「be opposed to …」には「(人が)〜に反対である」「(物、事が)〜に対立している」という意味があり、うしろには名詞または動名詞がきます。

「oppose」自体も「〜に反対する」という意味ですが、「be opposed to …」が「反対している」という状態を指す表現なのに対して「oppose」は「反対する」という動作を指す表現です。簡単に言うと「be opposed to …」は「反対」の意思や意見を持っていることを表すのに対し、「oppose」はその「反対」の気持ちを行動で示す場合に使います。

意味その1 「(人が)〜に反対である」

まず「be opposed to …」は主語にを伴って「〜に反対である」という意味で使われます。似たような意味の表現に前置詞「against」がありますが、「against」はかなりきつい言い方でとても直球な表現です。それに比べるとこの「be opposed to …」は少しやわらかい表現になります。

Her father was opposed to her marriage.
彼女の父親は結婚に反対だった。

I’m opposed to going out today.
私は今日出かけることに反対だ。

He was opposed to the plan.
彼は計画に反対だった。

意味その2 「(物、事が)〜に対立している」

また、主語に人以外を伴って「〜に対立している」という意味で使うこともできます。

Their opinions were opposed to each other.
彼らの意見は対立していた。

The ideas of these two companies are opposed to each other.
その2つの会社の考えは対立している。

These countries are opposed to each other.
それらの国々は対立している。

\次のページで「熟語「be opposed to …」の言い換えや、似た表現は?」を解説!/

次のページを読む
1 2 3
Share: