この記事では英語の熟語「be worth ○○ing」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「○○する価値がある」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC850点で、オーストラリアに住んで10年になるライターakikoを呼んです。一緒に「be worth ○○ing」の意味や例文を見ていきます。

ライター/akiko

日本では英文学、オーストラリアでは国際貿易とマーケティングを専攻。シドニーに住んで10年、ネイティブが実際に使う自然な英語を紹介します。

熟語「be worth ○○ing」の意味は?

image by iStockphoto

「worth」とは「〜の価値があって」という意味の形容詞です。後ろに動名詞を伴って「be worth ○○ing」で「○○する価値がある」という意味の熟語になります。注意点としては、「worth」の後ろに動詞が来る場合は必ず「○○ing」の動名詞の形を取り、「to ○○」の不定詞でも意味は恐らく通じますが文法的には間違いなので気をつけましょう。

意味「○○する価値がある」

「be worth ○○ing」は何か面白い事や、ためになる事、またはそれをする事が有益であるという状態を表現するフレーズです。

二つ目の例文のように、否定文では「○○する価値がない」という意味になります。

「be worth ○○ing」を強調する場合には三つ目の例文のように「well」を入れましょう。

Newzealand was really amazing. If you've never been there, it's worth visiting.
ニュージーランドは本当に素晴らしい所だった。もし行ったことがないなら行く価値があるよ。

This property is not worth investing. You should look for somewhere else.
この土地に投資する価値はない。他を探した方がいいよ。

This movie is well worth watching. I've already watched 5 times.
この映画は本当に見る価値がある。僕はもう五回も見たよ。

熟語「be worth ○○ing」の言い換えや、似た表現は?

熟語「be worth ○○ing」は「worthwhile」「worthy」「deserve」といった語句で言い換えができます。

\次のページで「言い換え例:「worthwhile」「worthy」「deserve」を使った言い換え」を解説!/

言い換え例:「worthwhile」「worthy」「deserve」を使った言い換え

「worth」は名詞としても使われますが、形容詞として使われる場合、「be」「seem」「look」といった決まった動詞の後に置かれて文中で補語の働きをする叙述用法でのみ使われます。それに対して一つ目の例文の「worthwhile」は同じく「価値のある」という意味ですが、こちらは叙述用法で使われる事もありますが、名詞の前に置かれて限定用法でも使う事ができる形容詞です。例文では名詞の前に「worthwhile」が来ているのでこちらは限定用法ですね。

二つ目の例文の「worthy」も叙述用法、限定用法どちらでも使える形容詞です。「worthy」が叙述用法をとるとき、目的語が名詞の場合は「worthy of 名詞」、動詞の場合は「worthy to 動詞の原形」となります。また、「worthy」の発音は「ワーシー」ではなく「ワージー」なので気をつけましょう。

「deserve」は「〜の価値がある」という意味の動詞です。「worth」「worthwhile」「worthy」は比較的ポジティブな内容で使われるのに対し、「deserve」はネガティブな事に対しても使われます。

Some people might call me silly, but I believe a donation is a worthwhile way to spend money.
バカだと思う人もいるかもしれないが私は募金は価値のあるお金の使い方だと信じている。

His brave action is worthy of praise.
彼の勇気ある行動は賞賛に値する。

He cheated his wife and lost everything. He deserves a lonely life.
彼は浮気をして全て失った。孤独な人生は当然の報いだ。

熟語「be worth ○○ing」を使いこなそう

この記事では熟語「be worth ○○ing」の使用例や、他の表現での言い換えパターンを説明しました。「worth」は日常会話でもよく使われる単語ですが、「th」が日本語には無い音なので発音が難しいと感じる方も多いかもしれません。舌を上下の歯で挟むようにして言うと上手に言えますよ。「worthy」との発音の違いにも気を付けてくださいね。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
" /> 【英語】1分でわかる!「be worth ○○ing」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語 – Study-Z
英語の熟語

【英語】1分でわかる!「be worth ○○ing」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

この記事では英語の熟語「be worth ○○ing」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「○○する価値がある」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC850点で、オーストラリアに住んで10年になるライターakikoを呼んです。一緒に「be worth ○○ing」の意味や例文を見ていきます。

ライター/akiko

日本では英文学、オーストラリアでは国際貿易とマーケティングを専攻。シドニーに住んで10年、ネイティブが実際に使う自然な英語を紹介します。

熟語「be worth ○○ing」の意味は?

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「worth」とは「〜の価値があって」という意味の形容詞です。後ろに動名詞を伴って「be worth ○○ing」で「○○する価値がある」という意味の熟語になります。注意点としては、「worth」の後ろに動詞が来る場合は必ず「○○ing」の動名詞の形を取り、「to ○○」の不定詞でも意味は恐らく通じますが文法的には間違いなので気をつけましょう。

意味「○○する価値がある」

「be worth ○○ing」は何か面白い事や、ためになる事、またはそれをする事が有益であるという状態を表現するフレーズです。

二つ目の例文のように、否定文では「○○する価値がない」という意味になります。

「be worth ○○ing」を強調する場合には三つ目の例文のように「well」を入れましょう。

Newzealand was really amazing. If you’ve never been there, it’s worth visiting.
ニュージーランドは本当に素晴らしい所だった。もし行ったことがないなら行く価値があるよ。

This property is not worth investing. You should look for somewhere else.
この土地に投資する価値はない。他を探した方がいいよ。

This movie is well worth watching. I’ve already watched 5 times.
この映画は本当に見る価値がある。僕はもう五回も見たよ。

熟語「be worth ○○ing」の言い換えや、似た表現は?

熟語「be worth ○○ing」は「worthwhile」「worthy」「deserve」といった語句で言い換えができます。

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