簡単でわかりやすい!混合物と化合物の違いとは?純物質も元研究員がわかりやすく解説
4.混合物と化合物の例
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身の回りにあるものは、ほとんどが混合物だというお話をしました。今までの混合物と化合物そして単体の解説をふまえて、身の回りの物質を分類してみましょう。
4-1.身の回りの混合物
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わたしたちがいつも吸っている空気。空気は窒素(N2)酸素(O2)など純物質の単体や、二酸化炭素(CO2)などの化合物が混ざり合ってできている混合物です。
他の例をあげると、海水は水(H2O)、塩化ナトリウム(NaCl)、塩化マグネシウム(MgCl2)などの化合物が混ざり合ってできています。
塩酸は純物質の化合物と思われがちですが、塩化水素(HCl)を水(H2O)に溶かしたものなので混合物です。水道水も水に消毒用の塩素など混ぜているので混合物ですね。他にも牛乳やガソリンなど、身の回りにはたくさんの混合物があります。
4-2.身の回りの化合物
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身の回りの純物質の化合物には、水(H2O)、塩化ナトリウム(NaCl)、二酸化炭素(CO2) など数々あります。化学式を書いてみて、2種類以上の元素からなるものは化合物です。よく出てくる化合物は覚えておくと便利ですよ。
塩化水素 HCl
水酸化ナトリウム NaOH
炭酸水素ナトリウム NaHCO3
アンモニア NH3
酸化マグネシウム MgO
4-3.身の回りの単体
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空気中に含まれている酸素(O2)、窒素(N2)、アルゴン(Ar)は身近な単体です。鉛筆やシャープペンシルの芯に使われている黒鉛も、炭素(C)の単体ですね。よく出てくる単体は、化学式も一緒に覚えておきましょう。
ナトリウム Na
マグネシウム Mg
硫黄 S
塩素 Cl2
アルミニウム Al
カルシウム Ca
混合物とは純物質が混ざり合った物質のこと、化合物とは2種類以上の元素からなる純物質のこと
物質には、2種類以上の物質が混ざり合った混合物と、1種類の物質からできている純物質があります。
純物質はさらに2種類以上の元素からなる化合物と、1種類の元素からなる単体に分けることができるのです。
混合物を知るためには純物質に分ける必要があり、その実験操作にろ過、蒸留、分留、再結晶法、昇華法、抽出、クロマトグラフィーがあります。
このさまざまな実験操作の中から、取り出したい物質の性質により、どの実験方法をとるか選択することが必要です。
身の回りの物質はすべて、混合物と純物質(その中でも化合物と単体)に分類することができます。












