この記事では英語の熟語「be particular about ...」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「…に関して好みがうるさい」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC915点で、海外居住経験も多いライターさくらを呼んです。一緒に「be particular about ...」の意味や例文を見ていきます。

ライター/さくら

子供の頃から海外に興味を持ち、大学は英文科へ。留学、ワーキングホリデー、海外ボランティアなど海外在住経験は8年以上で、三ヶ国語を操る。日常会話での表現を得意とする。

熟語「be particular about ...」の意味は?

image by iStockphoto

「particular」は形容詞で「特別の」「独特の」という意味で主に使われますが、「好みがうるさい」「気難しい」という意味も持っています。独特のこだわりあったり、特別なものを好んだりということですね。「about」は「... について」「... に関して」ということですので、「be particular about ... 」で「... の好みがうるさい」となります。

意味 「... の好みがうるさい」

食べ物や着るものなどにこだわりなどが強いことです。ある食べ物を特に好んでそればかり食べたり、料理の味付けがこうでないと気がすまない、など自分独自のルールを持つ人などですね。

自分流を頑固に守ろうとして周りを困らせる場合もありますが、必ずしもネガティブということではありません。好みがうるさいということは良いものを求めてこだわりを持っているという場合もありますね。

My daughter is particular about which color she wears.
私の娘は着るものの色にこだわりがある。

He is particular about how he drinks his coffee.
彼はコーヒーの飲み方にこだわりを持っている。

I'm not very particular about food.
私は食べ物の好みにはあまりうるさくない。

熟語「be particular about ...」の言い換えや、似た表現は?

自分の嗜好や趣味などにこだわりのあることを他にどのような英語で表現できるでしょうか。よく使われるのが「picky」や「fussy」です。「particular」と同じく形容詞で「be picky about」「be fussy about ...」のように使います。使い方と例文をそれぞれみていきましょう。

\次のページで「言い換え例:「be picky about」を使った言い換え」を解説!/

言い換え例:「be picky about」を使った言い換え

「picky」は動詞「pick(選ぶ)」の形容詞形です。「えり好みする」とか「気難しい」といった意味があり、「be picky about」で「... にうるさい」となります。選りすぐる、または選り好みすることで、いくつもある選択肢の中から気に入ったものをひとつ選ぶイメージですね。

I'm not picky about what I eat.
私は食べ物の好みにはうるさくない。

She is very picky about who she goes out with.
彼女は付き合う相手にうるさい。

You shouldn't be so picky about details.
細かいことにうるさく言うもんじゃない。

言い換え例:「be fussy about」を使った言い換え

「fussy」とは細かいことに気を使ったり騒ぎ立てたりすることです。「be fussy about」の形で使ったり、「fussy」の名詞形「fuss」を使い「make a fuss」と言ったりします。文脈により、「気を使う」というポジティブなニュアンスと、「細かいことにこだわる」といったネガティブなニュアンスと両方あり得る表現です。

I'm not fussy about what I eat.
私は食べ物の好みにはうるさくない。

You shouldn't be so fussy about details.
細かいことにうるさく言うもんじゃない。

My mother always makes too much fuss about everything.
母はいつでも何でも細かく気にしすぎる。

熟語「be particular about ...」を使いこなそう

この記事では熟語「be particular about ...」の使用例や、他の表現での言い換えパターンを説明しました。いずれも「be 〇〇 about ...」の形で使える形容詞を三つ紹介しましたが、「particular」のニュアンスや「picky」「fussy」との違いがわかりましたか?こだわりを持つことはいいことですが、細かいことにこだわりすぎてうるさいと言われないように気をつけたいものですね。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
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英語の熟語

【英語】1分でわかる!「be particular about …」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

この記事では英語の熟語「be particular about …」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「…に関して好みがうるさい」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC915点で、海外居住経験も多いライターさくらを呼んです。一緒に「be particular about …」の意味や例文を見ていきます。

ライター/さくら

子供の頃から海外に興味を持ち、大学は英文科へ。留学、ワーキングホリデー、海外ボランティアなど海外在住経験は8年以上で、三ヶ国語を操る。日常会話での表現を得意とする。

熟語「be particular about …」の意味は?

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「particular」は形容詞で「特別の」「独特の」という意味で主に使われますが、「好みがうるさい」「気難しい」という意味も持っています。独特のこだわりあったり、特別なものを好んだりということですね。「about」は「… について」「… に関して」ということですので、「be particular about … 」で「… の好みがうるさい」となります。

意味 「… の好みがうるさい」

食べ物や着るものなどにこだわりなどが強いことです。ある食べ物を特に好んでそればかり食べたり、料理の味付けがこうでないと気がすまない、など自分独自のルールを持つ人などですね。

自分流を頑固に守ろうとして周りを困らせる場合もありますが、必ずしもネガティブということではありません。好みがうるさいということは良いものを求めてこだわりを持っているという場合もありますね。

My daughter is particular about which color she wears.
私の娘は着るものの色にこだわりがある。

He is particular about how he drinks his coffee.
彼はコーヒーの飲み方にこだわりを持っている。

I’m not very particular about food.
私は食べ物の好みにはあまりうるさくない。

熟語「be particular about …」の言い換えや、似た表現は?

自分の嗜好や趣味などにこだわりのあることを他にどのような英語で表現できるでしょうか。よく使われるのが「picky」や「fussy」です。「particular」と同じく形容詞で「be picky about」「be fussy about …」のように使います。使い方と例文をそれぞれみていきましょう。

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