今現在、電力を作り出す方法としては火力発電や風力発電、地熱発電、水力発電などがありますがたびたびニュースなどで話題になるのが原子力発電ですね。原子力発電は日本では東日本大震災のときにも危険性が話題になりましたし、世界的にみても原子力発電を一切行わない国があります。これだけ話題になっている原子力発電がどんな仕組みなのか一緒に見ていきましょう!
原子力発電のもともとのエネルギーは核分裂という原子核が2つに別れるときの反応で発生するエネルギーを利用しています。核分裂で発生するエネルギーの種類は熱エネルギーです。この取り出した熱エネルギーで水を沸かし蒸気でタービンを回転さして電気エネルギーを手に入れるというわけですね。原子力発電で使われる原子はウランという核分裂しやすい原子が使われています。
原子力発電のメリットは二酸化炭素を排出せずに、安定して大量の電気をつくりだすことができる点です。また、火力発電に比べて使う燃料が少なくて済みます。
これだけみるとなかなかにいい発電方法のようにみえますがやはり問題点もあるのです。それは人体への影響ですね。核分裂した際に放射線物質や放射線が発生します。普段は人体にこれらが触れないよう原子炉の中で厳重に管理されているのですが災害などでそれが外へ出てしまうととても危険なんですね。放射線や放射性物質は人間の細胞を破壊するのです。もし、浴びたときにはどうってことなくても数年後、ガンにかかるリスクが高くなるといった被害が出ます。
原子力発電にはいいところと悪いところがあることがわかりました!ただし、世界中で普及するためにはやはり安全面の懸念をクリアしていかないといけないといったかんじですね!