
【英語】現役塾講師が「感嘆文」をわかりやすく解説!What と How の使い分けと語順がポイント
注意すべき感嘆文

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感嘆文には基本の使い方があり、その他に注意すべき感嘆文として「不定詞を含む感嘆文」や「間接話法での感嘆文」があります。それぞれ特徴があるので、文全体の構造や文法とともにチェックしていきましょう。
不定詞を含む感嘆文
一つめの注意すべき感嘆文は、「不定詞を含む感嘆文」です。How の場合は「How + 形容詞または副詞 S + V + to 動詞の原形 …」、What の場合は「What + a + 名詞 + to + 動詞の原形 …」となります。意味は、「…するとは、なんて〜なのだろう」です。
How stupid that man is to tell such a lie!
そんな嘘を言うなんて、あの男はなんて愚かなのだろう
What a fool he was to trust such a woman!
そんな女性を信用するなんて、彼はなんて馬鹿だったのだろう
間接話法における感嘆文
もう一つの注意すべき感嘆文は、「間接話法における感嘆文」です。苦手に感じる人もいるかもしれませんが、とにかく文の構造に注目しましょう。直接話法でいう会話部分に感嘆文がある場合の表現になっています。間接話法では、述語動詞が現在ならいいのですが過去形の場合は時制の一致を受けることに注意が必要です。
She told me how beautiful this autumn colors was.
彼女は私にこの紅葉はなんてきれいなのかと言った
→She said to me, “How beautiful this autumn colors is!”(直接話法)
He told me what a kind person she was.
彼は彼女がなんて親切な人なのかと私に言った
→He said to me, “What a kind person she is!”(直接話法)
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