この記事では英語の熟語「by a wide/narrow margin」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「大差で/僅差で」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC910点で、外資系コンサル勤務であるライターKeikoを呼んです。一緒に「by a wide/narrow margin」の意味や例文を見ていきます。

ライター/Keiko.B

留学経験0から、TOEIC910点取得。外資系企業で英語で仕事をしている経験を活かし、ネイティブがよく使う言い回しや、ビジネス英語を紹介する。

熟語「by a wide/narrow margin」の意味は?

image by iStockphoto

熟語「by a wide/narrow margin」は、「大差で/僅差で」という意味です。「margin」は「差」「違い」という意味の名詞で、それに「wide;広い」「narrow:狭い」を付けて「差」の大きさを表している表現ですね。使い方をみていきましょう。

意味「大差で/僅差で」

主に勝負事や競争などで、相手との比較を行うときに使われます。スポーツの得点や、選挙の得票数、能力の差など、差が「大きい/小さい」を表したい時に使いましょう。具体的に、「30%の差がある」という言い方をする場合には、「by」を使って「by 30%」というような言い方をします。

Our team won by a wide margin.
私たちのチームは大差で勝利した。

He defeated by a narrow margin.
彼は、きわどいところで負けてしまった。

The car outperforms all others by a wide margin.
この車は、他のどの車より、格段に優れている。

熟語「by a wide/narrow margin」の言い換えや、似た表現は?

同じように「大差で/僅差で」を表す英語表現は他にもあります。差が「大きい/小さい」場合、それぞれの類似する言い回しを見ていきましょう。

\次のページで「言い換え例:by farを使った「大差で」の言い換え」を解説!/

言い換え例:by farを使った「大差で」の言い換え

「大差で」の言い換えには「by far」を使うことができます。「はるかに」「断然」「非常に」という意味の熟語ですから、「差」が歴然としている場合に使用するのがいいでしょう。文中でも、文末でも使うことができます。

Our team is by far better than the other.
私たちのチームは、相手よりもはるかに優れている。

He is by far taller than me.
彼は私よりも、断然背が高い。

言い換え例:considerablyを使った「大差で」の言い換え

もうひとつ、「大差で」の言い換えに「considerably」を使うことができます。これは「かなり」「相当」という意味の副詞で、「by a wide margin」の代わりに使うことができますよ。

He beated Tom considerably.
彼は、トムに大差で勝利した。

The sound lessened considerably.
音はかなり小さくなった。

言い換え例:barelyを使った「僅差で」の言い換え

「僅差で」の言い換えもご紹介します。「barely」は、「かろうじて」「わずかに」という意味をもつ副詞です。数値や能力の「差」だけでなく、状況が「ギリギリだった」場合にも使うことができる、便利な表現ですよ。

I barely passed my math class last semester.
私はなんとか、今学期の数学の試験に合格した。

He was barely able to pay the rent last month.
彼は先月はやっとのことで家賃を払うことができた。

\次のページで「熟語「○○」を使いこなそう」を解説!/

熟語「○○」を使いこなそう

この記事では熟語「by a wide/narrow margin」の使用例や、他の表現での言い換えパターンを説明しました。「by a wide/narrow margin」は、勝負の場面で特によく使われる表現です。他の言い換えとのニュアンスのち外も確認して、ぜひスポーツ観戦の時など使ってみてください。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
" /> 【英語】1分でわかる!「by a wide/narrow margin」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語 – Study-Z
英語の熟語

【英語】1分でわかる!「by a wide/narrow margin」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

この記事では英語の熟語「by a wide/narrow margin」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「大差で/僅差で」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC910点で、外資系コンサル勤務であるライターKeikoを呼んです。一緒に「by a wide/narrow margin」の意味や例文を見ていきます。

ライター/Keiko.B

留学経験0から、TOEIC910点取得。外資系企業で英語で仕事をしている経験を活かし、ネイティブがよく使う言い回しや、ビジネス英語を紹介する。

熟語「by a wide/narrow margin」の意味は?

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熟語「by a wide/narrow margin」は、「大差で/僅差で」という意味です。「margin」は「差」「違い」という意味の名詞で、それに「wide;広い」「narrow:狭い」を付けて「差」の大きさを表している表現ですね。使い方をみていきましょう。

意味「大差で/僅差で」

主に勝負事や競争などで、相手との比較を行うときに使われます。スポーツの得点や、選挙の得票数、能力の差など、差が「大きい/小さい」を表したい時に使いましょう。具体的に、「30%の差がある」という言い方をする場合には、「by」を使って「by 30%」というような言い方をします。

Our team won by a wide margin.
私たちのチームは大差で勝利した。

He defeated by a narrow margin.
彼は、きわどいところで負けてしまった。

The car outperforms all others by a wide margin.
この車は、他のどの車より、格段に優れている。

熟語「by a wide/narrow margin」の言い換えや、似た表現は?

同じように「大差で/僅差で」を表す英語表現は他にもあります。差が「大きい/小さい」場合、それぞれの類似する言い回しを見ていきましょう。

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