この記事では英語の熟語「be proud of」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「〜を誇りに思う」ですが、場合によってはニュアンスが違ってくる。それを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

10数年間、中高生に英語を指導しているライターのヤマトススムを呼んです。一緒に「be proud of」の意味や例文を見ていきます。

ライター/ヤマトススム

10数年の学習指導の経験があり、とくに英語と国語を得意とする。これまで生徒たちを難関高校や難関大学に導いてきた。

熟語「be proud of」の意味は?

image by iStockphoto

基本的な意味は「〜を誇りに思う」です。人や能力、結果などに対して、プラス方向に感情が動く場合によく使われます。

意味その1 「〜を誇りに思う」

誇りに思うという意味を「うれしい、喜ばしい」というニュアンスで使われることが多くなっています。自分以外の人やその能力、結果などに対する賞賛の意味を込めた表現ですね。

I am proud of my son.
私は私の息子を誇りに思う。

Her mother was proud of her correct behavior. 
彼女の母は彼女の礼儀正しい行いを嬉しく思った。

Tom is proud of the fact that his brother won the championship.
トムは兄が優勝した事実を誇りに思っている。

意味その2 「〜を自慢している」

自分で自分を誇りに思う場面では、他人から見ると鼻にかけているように見えることがありますね。そこから転じて「自慢している、得意になっている」という意味もあります。

He is often proud of his birth.
彼はよく家柄を自慢している。

Susie is proud of anything.
スージーはなにかと鼻にかける。

She was proud of her school record when she was a junior high school student.
彼女が中学生だったとき、彼女は学校の成績を鼻にかけていた。

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熟語「be proud of」の言い換えや、似た表現は?

言い換えできる表現として「take pride in」「pride oneself on」があります。また、「be too proud of」は「too」が入ることで誇りに思いすぎているという意味合いとなり、マイナスの印象を与えますね。

言い換え例:take pride in を使った言い換え

「be proud of」は、「take pride in」で言い換えることができます。人物よりも事柄について使う場合が多いのが特徴です。

We should take pride in our work.
私たちは仕事に誇りを持つべきだ。

They began to take pride in their own town.
彼らは自分自身の街に誇りを持ち始めた。

Japanese will probably continue to take pride in their own cultures.
日本人は、自分たちの文化に誇りを持ち続けるだろう。

言い換え例:pride oneself on を使った言い換え

こちらは「pride oneself on」を使った言い換え。「take pride in」と同じく、人よりも事柄や事実に対して使われます。

Nancy prides herself on her cooking.
ナンシーは料理が自慢だ。

He prides himself on his success as a businessman.
彼は実業家としての成功を自慢している。

Does he really think that he prides himself on his English?
彼は本当に英語が得意だと思っているの?

\次のページで「熟語「be proud of」を使いこなそう」を解説!/

熟語「be proud of」を使いこなそう

この記事では熟語「be proud of」の意味と使用例、他の表現での言い換えパターンを説明しました。他人には賞賛する意味で使いますが、自分自身のことを言うと自慢する意味合いでとらえられることが多くなります。また、言い換えの「take pride in」「pride onself on」については、対象は人ではなく主に事柄や事実です。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
" /> 【英語】1分でわかる!「be proud of …」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語 – Study-Z
英語の熟語

【英語】1分でわかる!「be proud of …」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

この記事では英語の熟語「be proud of」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「〜を誇りに思う」ですが、場合によってはニュアンスが違ってくる。それを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

10数年間、中高生に英語を指導しているライターのヤマトススムを呼んです。一緒に「be proud of」の意味や例文を見ていきます。

ライター/ヤマトススム

10数年の学習指導の経験があり、とくに英語と国語を得意とする。これまで生徒たちを難関高校や難関大学に導いてきた。

熟語「be proud of」の意味は?

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基本的な意味は「〜を誇りに思う」です。人や能力、結果などに対して、プラス方向に感情が動く場合によく使われます。

意味その1 「〜を誇りに思う」

誇りに思うという意味を「うれしい、喜ばしい」というニュアンスで使われることが多くなっています。自分以外の人やその能力、結果などに対する賞賛の意味を込めた表現ですね。

I am proud of my son.
私は私の息子を誇りに思う。

Her mother was proud of her correct behavior. 
彼女の母は彼女の礼儀正しい行いを嬉しく思った。

Tom is proud of the fact that his brother won the championship.
トムは兄が優勝した事実を誇りに思っている。

意味その2 「〜を自慢している」

自分で自分を誇りに思う場面では、他人から見ると鼻にかけているように見えることがありますね。そこから転じて「自慢している、得意になっている」という意味もあります。

He is often proud of his birth.
彼はよく家柄を自慢している。

Susie is proud of anything.
スージーはなにかと鼻にかける。

She was proud of her school record when she was a junior high school student.
彼女が中学生だったとき、彼女は学校の成績を鼻にかけていた。

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