英語速攻攻略を目指す!「動名詞」を現役英語講師がわかりやすく解説
動名詞の意味は「…すること」ですが、似たような意味を持った不定詞との違いを理解すると、あっという間にマスターできるぞ。
国立大文学部卒業で、現役の英語講師でもあるライターすけろくを呼んです。一緒に「英語 動名詞」の攻略ポイントを確認していきます。
ライター/すけろく
現役英語講師として数多くの生徒を指導している。その豊富な経験を生かし、難解な問題を分かりやすく解説していく。
「英語 動名詞」の意味・用法は?
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「英語 動名詞」は「…ing」で表され、主に「…すること」という意味を表します。文中では名詞と同様に主語や補語、目的語として機能する点がポイントです。
一方で、似たような意味を持った表現に不定詞があります。動名詞と不定詞は、言い換えができる場合が多いのも事実です。しかし、当然ながら違いも少なくありません。
ここでは、動名詞の基本的な意味・用法とともに不定詞との違いを重点的に解説していきます。
「主語」としての用法
動名詞は、名詞と同様に文の主要素としてはたらきます。ここでいう主要素とは、主語、補語、目的語のことです。
中でも、文頭で用いられている場合は、その文の主語であると考えて構いません。次の例文で確認してみましょう。
Reading books is a lot of fun.
本を読むことは、とても楽しい。
また、この場合は不定詞を用いて書きかえることが可能です。
To read books is a lot of fun.
本を読むことは、とても楽しい。
ここで気をつけたいのは、動名詞や不定詞が主語のときは三人称単数の扱いを受けることです。したがって、be動詞は「is」を用いることになります。
さらに、文例としては多くはありませんが、形式主語の「it」を文頭に置いて主語の動名詞を文末に持っていける点にも要注目です。
It is no use crying over spilt milk.
こぼれてしまった牛乳のことを嘆いても仕方がない。(=覆水盆に返らず【ことわざ】)
この場合、主語は「crying ~」であり、文頭の「It」は形式主語であることを押さえてきましょう。
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