【英語】前置詞 with の使い方を現役塾講師がわかりやすく解説!4パターンの使い方をマスターしよう
with は重要な前置詞ではありますが、必要なときに意外に思い浮かばない単語でもある。前置詞は時や場所を表す単語が多い中で、with はいずれにも当てはまらない前置詞であることも一因です。基本2パターンに加えて、応用的な2パターンの使い方にも注目していく。
10数年間、中高生に英語を指導しているライターヤマトススムと一緒に解説していきます。
ライター/ヤマトススム
10数年の学習指導の経験があり、とくに英語と国語を得意とする。これまで生徒たちを難関高校や難関大学に導いてきた。
基本的な with の使い方
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「前に置く」と書いて前置詞ですが、名詞の前に置く品詞です。「前置詞 + 名詞(のかたまり)」として文を修飾する役割があります。前置詞 with は、さまざまな意味がありますが、全体としては「手元にある」「こちら側にある」イメージがありますよ。中学校で勉強する基本的な2つの使い方から見ていきましょう。
道具を使うときの with
一つめは、道具を使うときの with です。「with + 道具など」の形で、「(道具など)を使って」と訳します。何らかの動作をするときに、説明を付け加える形で動詞を修飾しますよ。
He wrote a monthly report with a pencil.(彼は毎月の報告を鉛筆で書いた)
They usually eat with chopstics.(彼らはたいていお箸で食べる)
所有を表す with
二つめは、所有や携帯している状態を表す with です。「…を持っている、…がある」という意味で使い、人が持っている場合でも物に何らかがある場合にも使います。それでは、例文で確認してみましょう。
That girl with long hair is my sister.(長い髪をしたあの女の子は私の妹だ)
She lives in a house with a large garden.(彼女は大きな庭がある家に住んでいる)
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