この記事では英語の熟語「be supposed to ○○」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「○○することになっている」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC900点で、現役の翻訳者であるライターミッシェルを呼んです。一緒に「be supposed to ○○」の意味や例文を見ていきます。

ライター/ミッシェル

中・高生の受験指導を経て、現在はアメリカで翻訳者として活動中。熟語の実践的な使い方を紹介する。

熟語「be supposed to ○○」の意味は?

image by iStockphoto

熟語「be supposed to ○○」の意味は「○○することになっている」です。ルール、法律、約束などで「○○することになっている」意味を表します。

また、一般的に信じられているというニュアンスでの「○○するものである」という意味もありますよ。

意味その1 「○○することになっている」

法律や規則などの決まり事、約束、義務などにより「○○することになっている」という意味を表します。過去形で使うと、「○○をするはずだったのにしなかった」という意味です。この場合は「was(were) supposed to ○○but~」という形で使われることも多く、「○○をするはずだったのに○○しないで~した」という意味になります。

I am supposed to finish my homework before I go out.
外出前に宿題を終わらせることになっています。

You are not supposed to park your car here.
ここに駐車してはいけないことになっています。

Sarah was supposed to attend the meeting, but she didn’t.
サラはその会議に出席することになっていたのにしなかった。

意味その2 「○○するものである」

常識や一般に信じられていることなどを表して「(本来は)○○するものである」という意味もあります。具体的には「Reading the book is supposed to be fun.」「読書は本来楽しいものだ」という使い方で「○○であるべきものだ」という表現です。

This policy is supposed to help poor people.
この政策は本来貧しい人たちを助けるものです。

Vitamins are supposed to be good for health.
ビタミン類は本来健康に良いものである。

This restaurant is supposed to be the best in town.
このレストランは街で最高だと言われています。

\次のページで「熟語「be supposed to ○○」の言い換えや、似た表現は?」を解説!/

熟語「be supposed to ○○」の言い換えや、似た表現は?

「○○することになっている」という意味の「be supposed to ○○」を言い換えるには、「be required to」や「be expected to」を使います。また、「○○であるべきものだ」という意味は「be expected to」や「be reputed」で言い換えましょう。

言い換え例:「be required to」「be expected to」を使った言い換え

be required to」(~するように義務付けられる)や「be expected to」(○○すると思われている)を使うと、熟語「be supposed to ○○」の「○○することになっている」という意味を言い換えることができます。

また、「(本来は)○○するものである」という意味も「be expected to」で言い換えることができますよ。

I am required to finish my homework before I go out.
外出前に宿題を終わらせることになっています。

You are not expected to park your car here.
ここに駐車してはいけないことになっています。

Sarah was expected to attend the meeting, but she didn’t.
サラはその会議に出席することになっていたのにしなかった。

This policy is expected to help poor people.
この政策は本来貧しい人たちを助けるものです。

言い換え例:「be reputed to」を使った言い換え

「○○するものだ」という意味は、場合によっては「be reputed to○○」(○○といわれている、○○という評判である)を使って言い換えましょう。

Vitamins are reputed to be good for health.
ビタミン類は健康に良いといわれています。

This restaurant is reputed to be the best in town.
このレストランは街で最高だと言われています。

\次のページで「熟語「be supposed to ○○」を使いこなそう」を解説!/

熟語「be supposed to ○○」を使いこなそう

熟語「be supposed to ○○」には2つの意味がありますが、意味その1の法律や約束により「○○することになっている」という意味の方がよく使われます。意味をよく理解しておきましょう。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
" /> 【英語】1分でわかる!「be supposed to ○○」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語 – Study-Z
英語の熟語

【英語】1分でわかる!「be supposed to ○○」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

この記事では英語の熟語「be supposed to ○○」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「○○することになっている」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC900点で、現役の翻訳者であるライターミッシェルを呼んです。一緒に「be supposed to ○○」の意味や例文を見ていきます。

ライター/ミッシェル

中・高生の受験指導を経て、現在はアメリカで翻訳者として活動中。熟語の実践的な使い方を紹介する。

熟語「be supposed to ○○」の意味は?

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熟語「be supposed to ○○」の意味は「○○することになっている」です。ルール、法律、約束などで「○○することになっている」意味を表します。

また、一般的に信じられているというニュアンスでの「○○するものである」という意味もありますよ。

意味その1 「○○することになっている」

法律や規則などの決まり事、約束、義務などにより「○○することになっている」という意味を表します。過去形で使うと、「○○をするはずだったのにしなかった」という意味です。この場合は「was(were) supposed to ○○but~」という形で使われることも多く、「○○をするはずだったのに○○しないで~した」という意味になります。

I am supposed to finish my homework before I go out.
外出前に宿題を終わらせることになっています。

You are not supposed to park your car here.
ここに駐車してはいけないことになっています。

Sarah was supposed to attend the meeting, but she didn’t.
サラはその会議に出席することになっていたのにしなかった。

意味その2 「○○するものである」

常識や一般に信じられていることなどを表して「(本来は)○○するものである」という意味もあります。具体的には「Reading the book is supposed to be fun.」「読書は本来楽しいものだ」という使い方で「○○であるべきものだ」という表現です。

This policy is supposed to help poor people.
この政策は本来貧しい人たちを助けるものです。

Vitamins are supposed to be good for health.
ビタミン類は本来健康に良いものである。

This restaurant is supposed to be the best in town.
このレストランは街で最高だと言われています。

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