この記事では英語の熟語「adapt (oneself) to ...」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「...に(人)を順応させる」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC910点で、外資系OLであるライターKeikoを呼んです。一緒に「adapt (oneself) to ...」の意味や例文を見ていきます。

ライター/Keiko.B

留学経験0から、TOEIC910点取得。外資系企業で英語で仕事をしている経験を活かし、ネイティブがよく使う言い回しや、ビジネス英語を紹介する。

熟語「adapt (oneself) to ...」の意味は?

image by iStockphoto

熟語「adapt (oneself) to ...」の意味は、「...に(人)を順応させる」になります。

動詞「adapt」は、「順応する」「適応する」という意味です。直後に目的語をつけず、「adapt to ...」として「...に適応する」という使い方もできます。

意味その1 「…に(人)を順応させる」

「...に(人)を順応させる」という使い方をする場合には、「主語」とその後に出てくる「oneself」を「同一人物」にするのが一般的です。「to」のあとに、順応する対象(環境、場所など)を入れましょう。

日本語に訳す時は、「...に(人)が順応する」とした方が自然な場合もあります。

I adapted myself to the new environment.
私は、この新しい環境に馴染んだ。

We will have to adapt ourselves to the new rules.
私たちは、この新しいルールに合わせなければならなくなるだろう。

意味その2 「…を(人)が着こなす」

洋服や靴などを「to」の後に入れると、「...を着こなす」という意味で使うこともできます。この場合も、「主語」と「oneself」は同一人物にすることがほとんどです。

She adopts herself to her clothes.
彼女は服を着こなしている。

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熟語「adapt (oneself) to ...」の言い換えや、似た表現は?

「adapt (oneself) to ...」は、「accommodate」を使って言い換えることができます。「adapt」と似た単語で「adopt」「adept」があり、よく間違われますが、意味は異なるので注意が必要です。

言い換え例:accommodateを使った言い換え

「accommodate」を使って言い換えることができます。「適応させる」「順応させる」という意味の他に、「(人を)収容する」「泊める」「サービスする」という意味もある動詞です。ややフォーマルな表現で、文書などで使われることが多く、会話では「adapt」の方がよく使われます。

You will soon accommodate yourself to the new surroundings.
あなたはすぐに新しい環境に慣れるでしょう。

似ている単語:「adopt」の意味

「adopt」は「adapt」と一文字違いのため、間違いやすい単語です。

「adopt」は「採択する」「可決する」という意味と、「養子として引き取る」という意味があります。ペットなどを引き取る場合にも「adopt」を使うことが多いようです。

「養母」は「adoptive mother」、「養子」は「adopted child」といいます。

They've adopted a baby girl.
彼らは、女の子の赤ちゃんを養子として迎えた。

We will adopt that method.
私たちはこの方式を受け入れるだろう。

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似ている単語:「adept」の意味

「adept」も「adapt」と非常に似ている単語のため、使い方に注意しましょう。

意味は形容詞としては「熟達した」「巧みな」という意味、名詞として「名人」「熟練者」という意味があります。

He is adept at making breads.
彼はパンを焼くのに熟達している。

She is an adept at gofing.
彼女はゴルフの名人だ。

熟語「adapt (oneself) to ...」を使いこなそう

この記事では熟語「adapt (oneself) to ...」の使用例や、他の表現での言い換えパターン、間違いやすい単語を説明しました。新しい環境や職場などでよく出てくる表現なので、ぜひ使ってみてください。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
" /> 【英語】1分でわかる!「adapt (oneself) to …」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語 – Study-Z
英語の熟語

【英語】1分でわかる!「adapt (oneself) to …」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

この記事では英語の熟語「adapt (oneself) to …」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「…に(人)を順応させる」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC910点で、外資系OLであるライターKeikoを呼んです。一緒に「adapt (oneself) to …」の意味や例文を見ていきます。

ライター/Keiko.B

留学経験0から、TOEIC910点取得。外資系企業で英語で仕事をしている経験を活かし、ネイティブがよく使う言い回しや、ビジネス英語を紹介する。

熟語「adapt (oneself) to …」の意味は?

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熟語「adapt (oneself) to …」の意味は、「…に(人)を順応させる」になります。

動詞「adapt」は、「順応する」「適応する」という意味です。直後に目的語をつけず、「adapt to …」として「…に適応する」という使い方もできます。

意味その1 「…に(人)を順応させる」

「…に(人)を順応させる」という使い方をする場合には、「主語」とその後に出てくる「oneself」を「同一人物」にするのが一般的です。「to」のあとに、順応する対象(環境、場所など)を入れましょう。

日本語に訳す時は、「…に(人)が順応する」とした方が自然な場合もあります。

I adapted myself to the new environment.
私は、この新しい環境に馴染んだ。

We will have to adapt ourselves to the new rules.
私たちは、この新しいルールに合わせなければならなくなるだろう。

意味その2 「…を(人)が着こなす」

洋服や靴などを「to」の後に入れると、「…を着こなす」という意味で使うこともできます。この場合も、「主語」と「oneself」は同一人物にすることがほとんどです。

She adopts herself to her clothes.
彼女は服を着こなしている。

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