【英語】1分でわかる!「say to oneself」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語
端的に言えばこの熟語の意味は「心の中でつぶやく」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
国立大文学部卒業で、現役の英語講師でもあるライターすけろくを呼んです。一緒に「say to oneself」の意味や例文を見ていきます。
ライター/すけろく
現役英語講師として数多くの生徒を指導している。その豊富な経験を生かし、難解な問題を分かりやすく解説していく。
熟語「say to oneself」の意味は?
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「say to oneself」の意味は、「心の中でつぶやく」「独りごとを言う」です。「oneself」の部分には、「myself」や「himself」といった再帰代名詞と呼ばれる言葉が入ります。これらは、「○○自身」という意味を持った言葉たちです。
意味その1 「心の中でつぶやく」
「say to oneself」は、「心の中でつぶやく」という意味の熟語です。元々の意味が「自分自身に対して言う」なわけですから、当然セリフの相手はいません。あるいは、相手がいたとしても実際に口に出していない場合に使います。
He said to himself, “That’s a good idea.”
「それはいい考えだ」と彼は心の中でつぶやいた。
I said to myself, “What should I do?”
「自分は何をなすべきか」と私は自問した。
She said to herself, “There must be a good way.”
「良い方法があるはずよ」と彼女は心の中で思った。
意味その2 「独りごとを言う」
「say to oneself」は、「独りごとを言う」と訳すこともできます。こちらも、セリフの相手は自分自身に向けられていて、特定の相手は存在しません。ただし、実際に口に出している点が違うので注意が必要です。
She said to herself in the mirror.
彼女は鏡の中の自分に向って独りごとを言った。
Say to yourself, “Do my best.”
「ベストを尽くせ」と自分に言い聞かせなさい。
I said to myself, “I can do it!”
私は、「俺ならできる!」と独りごとを言った。
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