この記事では英語の熟語「order ... to ○○」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「…にVするように命じる」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC900点で、海外勤務経験もあるライターNanakoを呼んです。一緒に「order ... to ○○」の意味や例文を見ていきます。

ライター/Nanako

カナダに留学中、日英翻訳のディプロマを取得し、その後、現地企業にて勤務。日常会話のみならず、仕事でも使える英熟語を伝える。

熟語「order ... to ○○」の意味は?

image by iStockphoto

「order ... to ○○」は、「人にVするように命じる」という意味の熟語です。ここで使われている動詞「order」には「命令する」の外に「注文する」、「整える」という異なる意味もあるので、使い方をしっかり確認しましょう。

意味「人にVするように命じる」

「order ... to ○○」は、「人にVするように命じる」という意味の強い命令を表す表現です。「order ... to ○○」の「...」の箇所には「人」が、toのあとには不定詞が来ます。「be ordered to V」(人がVするように命じられた。)という受動態の形もよく使われるので、一緒に覚えておきましょう。

それでは例文を見ていきましょう。

The judge ordered him to serve five years in prison for the robbery.
裁判官は、彼に強盗の罪で5年間の懲役を命じました。

She was ordered to pull over by the police.
彼女は警察から車を脇に寄せて停めるよう命じられました。

The Director has ordered her off the project.
ディレクターは、彼女にそのプロジェクトから降りるように命令しました。

熟語「order ... to ○○」の言い換えや、似た表現は?

熟語「order ... to ○○」には複数の似た表現があります。いずれも人に何かをしてもらうように頼むときに使われる表現です。

\次のページで「似た表現:tell ... to ○○」を解説!/

似た表現:tell ... to ○○

「tell ... to ○○」「人にVするように言う」という意味の熟語です。日常的に「誰かに指示を出す」時に使われることが多い表現になります。

「order ... to ○○」との違いを例文で確認してみてください。

She told her son to clean his room.
彼女は息子に自分の部屋を掃除するように言いました。

The teacher told us not to run in the hallway.
先生は廊下を走らないようにと私たちに言いました。

似た表現:ask ... to ○○

「ask ... to ○○」「人にVするように頼む」という意味の熟語です。命令という強い意味はなく、誰かに何かするように頼む、お願いする時に使う表現になります。

We asked Mr. Smith to do a speech.
私たちはスミスさんに講演を依頼しました。

I asked her to send an Email.
私は彼女にEmailを送るように頼みました。

似た表現:request ... to ○○

「request ... to ○○」「人にVするように要求する」という意味の熟語です。フォーマルな場面でよく見られる用法で、特に「be requested to V」( 人が~するように依頼される)という受動態の形でよく使われます。

The lawer was requested to set up the meeting before deliberation begins.
弁護士は、審議が始まる前に打ち合わせをするよう要求されました。

I request Dr.Hawking to see him in private.
私はホーキング博士と二人きりで会いたいと依頼した。

\次のページで「熟語「order ... to ○○」を使いこなそう」を解説!/

熟語「order ... to ○○」を使いこなそう

この記事では熟語「order ... to ○○」の使用例や、他の似た表現を説明しました。どれも人に何かをしてもらうように頼むときに使う表現で、日常会話やビジネスシーンでも頻繁に耳にします。それぞれの意味の違いをしっかり確認して、使ってみてください。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
" /> 【英語】1分でわかる!「order … to ○○」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語 – Study-Z
英語の熟語

【英語】1分でわかる!「order … to ○○」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

この記事では英語の熟語「order … to ○○」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「…にVするように命じる」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC900点で、海外勤務経験もあるライターNanakoを呼んです。一緒に「order … to ○○」の意味や例文を見ていきます。

ライター/Nanako

カナダに留学中、日英翻訳のディプロマを取得し、その後、現地企業にて勤務。日常会話のみならず、仕事でも使える英熟語を伝える。

熟語「order … to ○○」の意味は?

image by iStockphoto

「order … to ○○」は、「人にVするように命じる」という意味の熟語です。ここで使われている動詞「order」には「命令する」の外に「注文する」、「整える」という異なる意味もあるので、使い方をしっかり確認しましょう。

意味「人にVするように命じる」

「order … to ○○」は、「人にVするように命じる」という意味の強い命令を表す表現です。「order … to ○○」の「…」の箇所には「人」が、toのあとには不定詞が来ます。「be ordered to V」(人がVするように命じられた。)という受動態の形もよく使われるので、一緒に覚えておきましょう。

それでは例文を見ていきましょう。

The judge ordered him to serve five years in prison for the robbery.
裁判官は、彼に強盗の罪で5年間の懲役を命じました。

She was ordered to pull over by the police.
彼女は警察から車を脇に寄せて停めるよう命じられました。

The Director has ordered her off the project.
ディレクターは、彼女にそのプロジェクトから降りるように命令しました。

熟語「order … to ○○」の言い換えや、似た表現は?

熟語「order … to ○○」には複数の似た表現があります。いずれも人に何かをしてもらうように頼むときに使われる表現です。

\次のページで「似た表現:tell … to ○○」を解説!/

次のページを読む
1 2 3
Share: