【英語】1分でわかる!「be acquainted with …」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語
端的に言えばこの熟語の意味は「…と知り合いである」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
10数年間、中高生に英語を指導しているライターヤマトススムを呼んです。一緒に「be acquainted with …」の意味や例文を見ていきます。
ライター/ヤマトススム
10数年の学習指導の経験があり、
熟語「be acquainted with …」の意味は?
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熟語「be acquainted with …」は、「…と知り合いである」「…に精通している」という意味です。いずれも「知る」ということでは共通していますが、意味自体は違っています。その違いを詳しく見ていきましょう。
意味その1 「…と知り合いである」
一つめは、「…と知り合いである」という意味です。動詞「acquaint」は「知らせる」という意味から、形容詞「acquainted」の「…と知り合いである」という意味につながっています。
主語に「be acquainted with …」と続きますから、「主語=知り合った状態」というSVCの文構造です。「be」の代わりに「become」を使うと「知り合いになる」という意味になりますが、文構造は同じくSVCとなります。
I am acquainted with Tom’ brother.
私はトムの兄と知り合いである。
I have been acquainted with her since five years ago.
私は5年前からずっと彼女と知り合いだ。
How did you become acquainted with that entertainer.
あなたはどうやってその芸能人と知り合いになったのですか。
意味その2 「…に精通している」
二つめの意味は、「…に精通している」です。もとの動詞は「知らせる」という意味でしたが、知らせるだけの知識や情報を持っているということから「精通している」「知識がある」「心得がある」という意味につながります。
「be」の代わりに「become」や「get」を使うことで、「精通するようになる」「知識が持つようになる」という意味になりますよ。
He is acquainted with many tongues.
彼は多くの言語に精通している。
I am not acquainted with the neighbourhood.
私はその土地に精通していない。
We should get acquainted with the history of our own country.
私たちは私たち自身の国の歴史をよく知るべきだ。
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