
【英語】1分でわかる!「not to say …」の意味・使い方・例文は?ドラゴン桜と学ぶ英語主要熟語

端的に言えばこの熟語の意味は「…とは言わないまでも」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
TOEIC645点で、現役の英語講師であるライターLilygirlを呼んだ。一緒に「not to say …」の意味や例文を見ていくぞ。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/Lillygirl
中学時代、苦手だった英語を克服した現役英語講師。わかりやすい説明をモットーに、日々解説に励む。
熟語「not to say…」の意味は?

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今回考える熟語「not to say…」は「〜と言わないまでも」という意味です。
それぞれの主張や考えを強調するために用いることができます。
何かを批評したり、風刺する際にも用いられる表現です。もちろん、良いことをいう際にも用いられます。
具体的にどんな場面で使えるか考えてみましょう。
「…とは言わないまでも」と言ってみよう
「海外旅行とは言わないまでも、せめて国内で旅行に行きたい。」とか、「死ぬとは言わないまでも、すごく危険だよ」などの表現をするときに、「not to say…」を使ってみましょう。
基本的には、「not to say…」は文章の後ろの方につきます。
「〜だ、…とは言わないまでも」という語順で文章を作ってみましょう。
それでは例文です。
I wanted to travel around the country, not to say going abroad.
海外旅行とは言わないまでも、国内を旅行したかった。
It’s very dangerous, not to say to be dead.
死ぬとは言わないまでも、それはとても危険だよ。
I need enough money, not to say rich.
金持ちとは言わないまでも、十分なお金は必要だ。
She often go shopping, not to say everyday.
毎日とは言わないまでも、彼女はよく買い物に行く。

ここで見たように、熟語「not to say…」には物事の重要性や、緊急性を伝えるという役割があるぞ。
また、自分の気持ちの強さがどれほどかを表したりするのにも持ってこいだ。
上手に使えるようになろう。
では、次は言い換え文を考えるぞ。
熟語「not to say…」の言い換えや、似た表現は?
「〜とは言わないまでも」というこの表現を別の表現で言い換えることができるでしょうか?
今回は「if not」という表現を考えます。
「not to say…」とは若干ニュアンスが異なるので、違いをキャッチしましょう。
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