
【英語】1分でわかる!「inform A of B」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語
端的に言えばこの熟語の意味は「AにBを知らせる」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
TOEIC880点で、現役の大学生であるライターTakaosushiを呼んです。一緒に「inform A of B」の意味や例文を見ていきます。
ライター/Takaosushi
英語を勉強することが好きで英語科に通う大学3年生。言語学としても英語を勉強する筆者が詳しく解説していく。
熟語「inform A of B」の意味は?

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「inform A of B」には「AにBを知らせる」という意味があります。情報を意味する「information」という名詞は聞いたことがあるかと思いますが、その動詞形が「inform」です。フォーマルな表現で、ビジネスシーンなどで好まれます。
Aには人が、Bには名詞がはいり、A(人)はどんな文型であれ省略不可です。Bの部分に名詞ではなく、文章をいれたい場合は「inform A that S V」を使いましょう。
「inform A of B」(AにBを知らせる)
「inform A of B」には「AにBを知らせる」という意味があり、受け身で「be informed of」の形をとることもできます。
「of」という前置詞は所属や全体の一部を指す「〜の」という意味で使われることが多いです。しかし、今回の「inform A of B」の場合は「of」が持つニュアンスの1つである「全体から一部を切り離して焦点を当てる」というイメージから派生して「〜について」という意味合いになります。
また、この「inform A of B」は「inform A about B」と言い換えることも可能です。ちなみに「of」と「about」の違いですが、「of」は先程説明した通り「一部に焦点を当てる」というイメージから「明確な情報(B)だけをストレートに知らせる」という意味合いを持ち、「about」はそれに比べると曖昧なイメージがあり「情報(B)+a(詳細)を知らせる」という述べられた内容だけでなく関連する情報も含む意味合いを持ちます。
前置詞で少し文のニュアンスが変わるということを覚えておきましょう。
Please inform us your schedule by next Sunday.
次の日曜日までに予定を教えてください。
I was informed of the result of the exam.
私は試験の結果を知らされた。
He informed me of her arrival.
彼は私に彼女の到着を教えてくれた。
「inform A that 〜」(Aに〜だということを知らせる)
またthat節を伴って「inform A that」という形をとることも可能です。
それでは例文を見ていきましょう。
They informed me that I had to submit a document by next week.
彼らは私に来週までに書類を提出するよう知らせた。
She was informed that her mother was at a hospital.
彼女は母親は病院にいると知らされた。
I informed her that her son won a competition.
私は彼女に彼女の息子が試合で勝ったことを知らせた。
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