英語の熟語

【英語】1分でわかる!「force … to ○○」の意味・使い方・例文は?ドラゴン桜と学ぶ英語主要熟語

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では英語の熟語「force … to ○○」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「…に強制的にVさせる」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC855点で、元学習塾英語講師であるライターYuを呼んだ。一緒に「force … to ○○」の意味や例文を見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/yu

元英語学習塾講師。外国語大学英米語学部卒業。1年間の交換留学、東南アジアバックパッカーの経験を活かし様々な視点から英語学習におけるコツを伝える。

熟語「force … to ○○」の意味は?

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熟語「force … to ○○」は「…に強制的に〇〇させる」という意味です。単語「force」には「力」「勢力」といった意味があり、この単語が動詞になると「強制する」「強いる」といった意味を持ちます。

「force … to ○○」の…には「人物/強制される対象」が入り、○○には「強制する内容」が入る、という構造を覚えるとすぐに使いこなせるようになるでしょう。

意味その1 「…に強制的に〇〇 させる」

前述の通り、熟語「force … to ○○」にはまず「…に強制的に〇〇させる」という意味があります。この「強制」は心理的強制、物理的強制どちらにも使うことができるので、様々な状況で耳にすることがあるでしょう。どのように使われるのか例をもとに見ていきましょう。

My mother forces me to go to a swimming lesson every day.
私の母は毎日、私に強制的に水泳教室へ行かせる。

My boss forced me to work until midnight.
私の上司は私に強制的に深夜まで働かせた。

She forced him to make a decision.
彼女は彼に強制的に決めさせた。

意味その2 「余儀なくさせる」

熟語「force … to ○○」の主語が人ではない場合「…に強制的にVさせる」ではなく「余儀なくさせる」と訳すと自然です。よく使われるのは、自然災害に対してでしょう。下の例を参考にどのような主語に対して「余儀なくさせる」を使った方が自然か見ていきます。

Big hurricane forced us to cancel our trip.
大きなハリケーンは私たちに旅行の中止を余儀なくさせた。

A piece treaty forced people to give up weapons.
平和条約は人々に武器の放棄を余儀なくさせた。

The economic depression forced people to retire their job.  
その経済不況は人々に仕事を辞めることを余儀なくさせた。

\次のページで「熟語「force … to ○○」の言い換えや、似た表現は?」を解説!/

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