【英語】1分でわかる!「ought not to ○○」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語
端的に言えばこの熟語の意味は「○○すべきではない」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
国立大文学部卒業で、現役の英語講師でもあるライターすけろくを呼んです。一緒に「ought not to ○○」の意味や例文を見ていきます。
ライター/すけろく
現役英語講師として数多くの生徒を指導している。その豊富な経験を生かし、難解な問題を分かりやすく解説していく。
熟語「ought not to ○○」の意味は?
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「ought not to ○○」は、「○○すべきではない」「○○しないほうがよい」の意味を表します。どちらの表現を用いてあっても、義務を表している点に注目しておきましょう。主に話し手の主観から意見を述べたいときに用いる表現です。
意味その1 「○○すべきではない」
「ought not to ○○」は、「○○すべきではない」と訳されるのが一般的です。「○○すべきではない」という日本語は、人によってはかなり強い日本語に聞こえるかもしれません。しかし、実際には強制や命令といった意味合いはありませんので、注意しておきましょう。また、「○○」の部分に完了形を入れることで「○○すべきではなかったのに」の意味を表すこともできます。
You ought not to be there.
君は、そこにいるべきではないな。
You ought not to have said such a thing.
そんなことは言うべきではなかったね。
We ought not to laugh at him.
我々は、彼のことを笑うべきではないよ。
意味その2 「○○しないほうがよい」
「ought not to ○○」は、「○○しないほうがよい」と訳すこともできます。こちらも、「○○」の部分に完了形を入れることで「○○しないほうがよかったのに」の意味を表すことが可能です。
You ought not to worry about it.
そんなの心配しない方がいいよ。
You ought not to have gone there alone.
そこへは、ひとりで行かない方がよかったね。
We ought not to look back.
過去は、振り返らない方がいい。
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