この記事では英語の熟語「refuse to ○○」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「~することを拒む」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

元学習塾講師で難関高校対策を専門にするライターwhite_sugarを呼んです。一緒に「refuse to ○○」の意味や例文を見ていきます。

ライター/white_sugar

元学習塾講師。難関国私立高校受験対策英語専門に指導。指導実績は開成高校を筆頭に国立大付属高校、早慶等多数。

熟語「refuse to ○○」の意味は?

image by iStockphoto

refuseは「~を断る、拒否する」という意味です。目的語にto不定詞を置くことで、「~することを拒否する、断る」という意味になりますね。

refuseは結構強い意味を持ちますので、使い方には注意してください。

意味その1 「~することを拒否する、断る」

主語が人の場合、強い意志を持って拒絶する様子が伝わってきます。

1.He refused to teach his sister how to ride a horse.
彼は妹に乗馬を教えるのを断った。

2.Peter Pan is a boy who refuses to grow up.
ピーター・パンは大人になることを拒む少年だ。

3.That lady refuses to accept anything but the best.
あのご婦人は最高の品以外を受け入れるのを拒否する。
=あのご婦人は最高の品だけを求める。

意味その2 「どうしても~しない」

人が主語になる場合は、「意味その1」とほぼ同じです。しかし、こちらは物が主語でも使えます

その場合は主語の意思はあまり関係ありません。

Though I tried many times, the door refused to shut.
私は何度も試してみたのだが、そのドアはどうしても閉まらなかった。

\次のページで「熟語「refuse to ○○」の言い換えは?」を解説!/

熟語「refuse to ○○」の言い換えは?

今回は簡単な言い換えを3つほど紹介しましょう。

言い換え例:「not accept to~」を使った言い換え

「not accept to」を使うと、言い換えることができます。refuseの反対語がacceptですので「~するのを受け入れられない」という意味になりますね。

日本語の印象からもわかるように、refuseを使うより柔らかい意味合いです。

The boy didn't accept to get along with his new classmate.
その男の子は新しいクラスメイトと仲良くするのを受け入れなかった。

言い換え例:「will not/would not」を使った言い換え

「will not/would not」を使うと、言い換えることができます。こちらも柔らかい印象ですが、notの代わりにneverを使うと、強硬な印象に代わりますよ。

例文1のように人を主語にできるほか、例文2のように物を主語にしても問題ありません。

1.My son will not go to school today.
息子は今日は学校に行こうとしない。

2. The stick wouldn't burn.
その棒切れはなかなか燃えようとしない。

\次のページで「言い換え例:「be unwilling to」を使った言い換え」を解説!/

言い換え例:「be unwilling to」を使った言い換え

be willing toのwillingに否定の接頭辞unをつけたものです。意味は「~するのを嫌がる」。

これを使う場合は、主語には人や動物など「心」があるものになります。

1. My sister is unwilling to see a dentist.
妹は歯医者の診察を嫌がる。

2.His dog is unwilling to go out for a walk when it snows.
雪の時には、彼の犬は散歩を嫌がる。

熟語「refuse to ○○」を使いこなそう

この記事では熟語「refuse to ○○」の使用例や、他の表現での言い換えパターンを説明しました。declineとrejectに関しては、もっとたくさんの使い分けがありますが不定詞を伴う場合は意味の強弱さえ気を付けていれば最初の段階はクリア、というところです。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
" /> 【英語】1分でわかる!「refuse to ○○」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語 – Study-Z
英語の熟語

【英語】1分でわかる!「refuse to ○○」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

この記事では英語の熟語「refuse to ○○」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「~することを拒む」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

元学習塾講師で難関高校対策を専門にするライターwhite_sugarを呼んです。一緒に「refuse to ○○」の意味や例文を見ていきます。

ライター/white_sugar

元学習塾講師。難関国私立高校受験対策英語専門に指導。指導実績は開成高校を筆頭に国立大付属高校、早慶等多数。

熟語「refuse to ○○」の意味は?

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refuseは「~を断る、拒否する」という意味です。目的語にto不定詞を置くことで、「~することを拒否する、断る」という意味になりますね。

refuseは結構強い意味を持ちますので、使い方には注意してください。

意味その1 「~することを拒否する、断る」

主語が人の場合、強い意志を持って拒絶する様子が伝わってきます。

1.He refused to teach his sister how to ride a horse.
彼は妹に乗馬を教えるのを断った。

2.Peter Pan is a boy who refuses to grow up.
ピーター・パンは大人になることを拒む少年だ。

3.That lady refuses to accept anything but the best.
あのご婦人は最高の品以外を受け入れるのを拒否する。
=あのご婦人は最高の品だけを求める。

意味その2 「どうしても~しない」

人が主語になる場合は、「意味その1」とほぼ同じです。しかし、こちらは物が主語でも使えます

その場合は主語の意思はあまり関係ありません。

Though I tried many times, the door refused to shut.
私は何度も試してみたのだが、そのドアはどうしても閉まらなかった。

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